不思議な夢* ページ29
私は以前とは違う、ある不思議な夢を見た。
周りにいるのは、なんと戦争の対戦相手となった”七つの大罪”の仲間たち。
まだ誰かはわからないし、場所も不鮮明すぎてわからない。
でも、見覚えがあるもの。
大きな女の子に金髪の男の子、二番目に身長の大きな男の子、クッションで浮いているかわいい男の子、小さな豚さんと小さな女の子。
その女の子は、いっつも金髪の男の子と一緒にいた。
私は、見覚えのない別の人と一緒にいた。
場面が変わると部屋は狭いし、本置き場になっていて通りにくいし、寝ることもできるかなっていう感じのところ。
そこには私と、その見覚えのないもう一人の女の子のような男の子がいた。
夢の中は不思議で、すべてが姿となって見えない。
でも、なぜか女性のような男の子、ということだけはわかった。
「見覚えない人、あなたはいったい。」
まだ夢の中。
だから話しても言葉は帰ってこない。
ただ、隣にいてくれているだけの男の子。
「おーい!買い出しさぼってんじゃねーぞ!」
なぜか、私は働いていて。
「え、はーいー!○○さん行きましょう?」
「え、オイラ…そうか、買い出しはオイラ。」
クッションで浮いている男の子と、買い出しに行ったり。
「美味しいの作れよ♪」
「え、私美味しいのなんて。」
身長が二番目に大きな人と料理を作ったり。
「ほらほら、呼びかけしよ?!僕ね、呼びかけ係なの!」
「え?えっと、いらっしゃいませっ!」
身長が一番大きな女の子と呼びかけをしていたり。
と、いろいろ忙しくしていた。
でも、そんなときに一緒にずっといてくれていたのが。
「今日もお疲れ様だな。頑張ったな。」
「えーっと。頑張ってなんかいませんよ。」
女性のような男の子だった。
今思えば、ずっとサポートしてくれていた。
料理を作っているときも、買い出しのときも、呼びかけのときも。
初心者の私に、いろいろと教えてくれていた。
でも、これがいったいなんの夢なのか、私にはわからないし、この夢を見させた原因もわからない。
でも、楽しかった。
夢の中で幸せに暮らしている私を見ると、未来が少し怖くなった。
だって、夢ではいっさい、メイリスのことなんか気にかけていなかった。
忘れてしまっていたなら、もしそれが未来なら怖い。
せっかくの親友を考えないなんて。
「夢の中でもちゃんといるわ。」
「メイリス!」
一瞬だけ夢に出てくるメイリス。
メイリスだけは鮮明に見えるけれど、いつもそこで目が覚めてしまう。
「メイリ…あ、夢か。」
太陽が差し込むと、いつも夢の中はいいところだ。
太陽は意地悪さん。
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眼鏡っ娘☆(プロフ) - ピース♪@PC破損中さん» あ、うん! ごめんごめんok! (2017年9月17日 22時) (レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)
ピース♪@PC破損中(プロフ) - 眼鏡っ娘☆さん» あの〜ここで話し続けると他に迷惑なので、ボードだけでいい? (2017年9月17日 17時) (レス) id: 42eb3dfe3d (このIDを非表示/違反報告)
眼鏡っ娘☆(プロフ) - ピース♪@PC破損中さん» なるほど… 私にはできないことだなキリッ← (2017年9月17日 14時) (レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)
ピース♪@PC破損中(プロフ) - 眼鏡っ娘☆さん» 三日かけてストーリー全体をメモしてから、更新し始めたんだよ。メモしたら結構スムーズにいけるよ (2017年9月15日 23時) (レス) id: 42eb3dfe3d (このIDを非表示/違反報告)
眼鏡っ娘☆(プロフ) - ピース♪@PC破損中さん» 私なんて1話に3日かける時があるし文才もないから☆すごいと思う! (2017年9月15日 19時) (レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピース♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yu0828na/
作成日時:2017年7月21日 9時