七つの大罪だよ全員集合！【短編集】

【ゆうちゃんリク】わくわくどきどき初デート！？（後編） ページ7

二人の初デートの目的地となったこの森は今まで見たことがないようなものだった。
きれいな色とりどりの花も広がっているし、珍しい植物や木の実が生えている。
草も違う音で歩くとがさっと言ういい音がする、風で揺れる木々も太陽の光と反射してきれいに見える。
ここが最高の場所と考えた私は遠くにある花壇に二人に見つからないように座り、木の陰に隠れた。
ふとディアンヌとキングの方を見るとディアンヌは顔をキングのもとに照れながら近づけていた。
ディ「ほーらいいよ。/」

キン「え…うん！((ぱちっ
えーーー！ちちちちち近い！」

いいよのアイズでキングの目が開き、瞬間にディアンヌの顔も唇が重なるほどに近づく。
そして…。
chu…
キン「あっ！あのっ！ディ…んー…んーんー！」

やっぱりきました！デートと言えばこれでしょ！ききききキスー！←
柔らかな二人の唇が重なり、二人とも照れまくり。
暫くの長いキスが続き、ディアンヌは唇を離す。
見ている私もだんだんと顔が熱くなるのがわかり、恥ずかしかった。
キン「え…えーっと…ディアンヌ？/」

ディ「だめだった？ここきれいでしょ？/」

キン「うん！だめじゃないよ、ねーディアンヌ。」

ディ「ねーキング…。」

二人の呼びかけに少し戸惑うお互い、でも、言うことはもうわかっている。
ディ/キン「大好き。」
静かなこの森に二人の恋の声だけが響き渡ったような気がした。

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