七つの大罪だよ全員集合！【短編集】

年明けの美味しいもの ページ21

貴女side
開けましておめでとうございます！
今日はお正月、バンがとっても忙しい日だ。
バン以外も準備に取り掛かるのに必死だった。
おせち料理というものがわからないゴウセルは、読書中、アンド私は餅の準備中。
バン「お〜い、お雑煮もうすぐできるぞ〜♪」

貴女「わーいっ！バンのは美味しそう！」

メリ「お前らな、バンのはって…失礼な！」

事実を言ったまでである。団長が作った料理なんて二度と食べたくないのだ。…と心の中で思う私なのであった。
それは口に出さず胸の中にぐっと押し込んで、餅をバンに渡すと次なる準備に取り掛かった。
貴女「おい！ゴウセル！できたよっ！」

バン「次はおせちだな♪」

料理にかんしてはバンはノリノリで調子に乗ってたくさん作っていた。具も盛りだくさんでこんなに食べられないと言うような量だった。
エリ「まー、美味しそうですね！」

ゴウ『了解、おせち料理とはさっき本で読んだ。』

貴女「わからないことを調べてたのか、珍しいね。』

…うーん、ゴウセルもえらい人だ。珍しくわからないことを今日は調べていて、今調べたものを食べにきたのだ。
ゴウセルの反応が少しだけ楽しみになった。
ホー「バン、俺の残飯も頼んだぜ！」

メリオダスとお酒の準備をしながら叫ぶホークちゃん。…ほんと残飯が好きだなぁ。
バンは「おうよっ！」と明るくいうと出来上がったおせちを置いて次に残飯を作りに行った。
貴女「残飯って作らないんじゃ…。」

ゴウ『気にするな。』

私は細かいのです、気になるものは気になるし、突っ込みたくなるのは速いのです。
そして全部の準備を終えたバンはこっちにきて、食べる準備をした。
全「いただきまーす！/♪」

みんなでぱくぱくと味わって食べる。バンのは美味しい！
予想通り、それぞれが「バンのは美味しい！」とか「美味しい！」とか「うまいぜ！」とか口々に答える。
ゴウセルは「ほうほう…こんなものなんだな」となにか興味がわいたような感じがしていた。
こんなものとはどんなものなのか…私はさらに突っ込みたくなり、自分で笑ってしまった。
そしてこんなものとはというところまで口に出てしまい、ゴウセルに首を傾げられたが、気にせずスルー。←wwww
年明けは忙しいけど、楽しいお正月になり、お正月気分にバンが連れて行ってくれました。
みんな、ことしもよろしくね！あけおめーー！

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