． ※No side ページ5
や｢いくよ！｣
犬/や｢せぇーの｣
ぱちん
手と手を合わせ、ハイタッチ！
すぅと何が出てくる。ゆっくりと見ると、父さん？！
う｢父さん？！ぁは…あはは、は｣
さ｢……父…さん…｣
父｢渉…ごめんな…優…久しぶりだな。｣
坂田は何かを考えている。
さ｢？！｣
父｢残念ながら、俺が残れる時間は少ない。すぐ話すよ、あのな天宮先生と…母さんを助けてやって欲しい…おまえらなら、できるだろ！何回助けてもらったかわからないぞ！｣
祖母｢そうだよ、｣
う｢おばあちゃん！！！！｣
祖母｢おまえらはね…、困難を乗り越えるために生きているんだよ、だからね、キミ達は仲間と母親を守るんだよ、恵里香はね、私の娘はねそんなに駄目な子じゃないんだ。私からも頼むよ…
｣
二人とも涙をこらえていた。
でも、瞳からつぅーと雫が落ちた。
父｢それとねもう一人会わせたい人が居るんだ。｣
う/さ｢…？｣
？｢渉…！(涙)優…！覚えてる…？｣
姿を現したのは、、、
う/さ｢、、、か、か、、か、か、かぁさぁん！｣
母｢ふふふw相変わらず、かわいいんだから…｣
母｢あのね…まずは…
ごめん…
私は天宮先生の治療が悪いから、死んだんじゃないの…あのね…私もう生きてたら、壊れちゃいそうで…心身共にもう、限界だった。産後うつと事故のトラウマで食べ物もあまり食べられなかった。このままじゃ、家族だって、優だって、渉だって、迷惑をかけちゃう。
だったら、、、
将来のある渉に私の残り僅かな命の炎をすべて、あげたい。あなたは無事だったでしょ。優だって、寂しい思いしたけど、きっと運命だから…くっついてくれると思ってた。
だからさ…天宮先生助けてやってよ。
私は、貴方たちの夢の中…心の中でずっと生きてるから。貴方たちを無事にここまで育てられて嬉しかった。貴方たちと入れて良かった。貴方たちを好きで居られて…(泣)よかっ…た…。もう、二度と私のことを引きずらずに元気に生きて欲しい…私の願いはそれだけだから…｣
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作者名：とみりん | 作成日時：2020年12月19日 7時
