崩れゆく夢を抱きしめてⅡ【うらさか】 (ページ25)

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番外編1　ページ25

【リハビリはキツいよ】

skt side

さ「ｧｧｧｧァ！！！！しんどぉ～！…」

俺はリハビリセンターの床に崩れ落ちるように寝転がる。

うらさんもタオルを首に巻くと座った。

あの一件から兄弟だと再確認した俺たちは同居することにした。今は、みんな楽しそうに笑っている。

そらまふも元気に急患を運んでいるらしい。

リハビリもだいぶ終盤で歩けるようになるところまで回復した。もう少しで病院の医師として戻ることができるだろう。

予想以上に歩くまでが長かった…。

思ったよりも大変だ。

隣でゆっくりと歩くあまちゅを見ながら、汗を拭く。

ただでさえ、運動してなかったからここまで動くと筋肉痛だ。

さ「うらさん…俺、腹筋バキバキかもしれん…」

ジャージをめくっても出てくるのは薄いお腹のみ。

う「そんなの誰が見るんだよ…！」

と、苦笑いするうらさん。

一通りのトレーニングが終わったあまちゅも笑っている。

う「また、歌い手ライブしたいな…」

うらさんはそう呟く。

そ「そうだね」

ん?

さ「そらるさん！？まふくんに…センラ！」

し「志麻のことも忘れでや…」

後から小走りで来たま～しぃに笑いかける。

ま「でも…ライブできるまで体力戻すのまだかかると思うよ…」

その言葉にリハビリ中の3人は絶望するのでした。

(*⌒▽⌒*fin)