浮気彼氏2【う/ら/た/ぬ/き】

番外編 ページ7

ラッピングも終わり、あとは皆に渡すだけ。



浦田さんは仕事帰りに。96ちゃん達は今から渡しにいく予定だ。

A96ちゃん。今お家いる??

メールを送れば、直ぐに

96ちゃんおるで。あ、今つっきーとさかたんも家におるけど...今からくる?

と、返事が帰ってきた。

天月君と、さかたんがいるなら丁度いい。
私は「そっちいくね」と返事を返し、カップケーキを3つ持って家を出た。











　





　





ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

『96ちゃーん。来たよー??』

インターホンに向かってそういえば、家の方からドタドタと音が聞こえてきた。
...ここまで聞こえてくるなんて

『(何やってるんだ...)』

そう思えば、目の前のドアが大きな音を立てて開き、私の顔面にクリーンヒット

...あれ、昔もこんなのあったような...

96「うわぁあ!!!!!A!!!!!!すまん!!!!」

『いや...大丈夫...』

頭をおさえながら、96ちゃん家に入る。

すると、大きな音と、96ちゃんの声で不思議に思ったのか天月君と、さかたんがヒョコッとドアから顔を除かせた。

天「なんか凄い音したけど...大丈夫??」

坂「A久しぶり〜あ、大丈夫??」


『大丈夫...多分』

とりあえず、リビングに入り、持ってきたカップケーキを三人に渡す。

『バレンタインだから、友チョコ作った...見た目は気にしないでくれ』

96「食べていいんか!!?」

96ちゃんがキラキラとした眼差しで見てくる。
やめてよ。その顔弱いんだから。

『いいよ』と言えば三人ともカップケーキにかぶり付く。

皆、「美味し〜い」といってくれて凄く嬉しくなった。


96ちゃんから手作りチョコ。男子二人からは市販のチョコを貰った。

ほんとは手作りしたかったらしいけど、96ちゃんの説明力も日本語もガバガバだから、結局諦めたらしい。


そのあとスマ○ラだったり、マリ○ーだったり、遊んでから家に帰った。



さ、浦田さんに渡すために予行練習頑張らなくちゃ!!!!




　

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