煉獄杏寿郎 だらしない ページ32
鈴柱 鈴鳴Aさんとお付き合いしてる煉獄とのほのぼのしたお話です。多分
____________________
今日は杏寿郎さんと珍しく非番が重なって、二人で家でダラダラとしていた。
縁側に座っている私を後ろから抱きつくような形で杏寿郎さんも座っている、暖かくてとても幸せだった。
『暖かいですねぇ』
「うむ!」
『幸せですねぇ』
「うむ!」
『私、もうずっとこうしていたいです』
「そうだな、けど俺達は鬼を滅さなければならない」
『はい、だからこの時間を少しでも多く堪能したいんです』
私は杏寿郎さんの手をぎゅっと握った。
杏寿郎さんは何も言わずに私の手を握り返してくれた。思わずふふ、と声を漏らしてしまう。
杏寿郎さんは私の肩に頭を乗せて甘える子供のようにぐりぐりとしてきた。
鬼殺隊を率いていく柱が私の前ではこんなにも甘えたになるなんて、可愛いなぁ。
『杏寿郎さん、幸せですか?』
「うむ、とても幸せだ。」
『うふふ、嬉しいです。』
それから何時間もこうやって2人でダラダラと非番を過ごしていた。
すると私の鎹鴉が申し訳なさそうにやってきた。
『どうしたの?』
鴉「………柱合会議…はじまってマス…」
言いにくそうにボソッと呟いた私の鎹鴉。
私と杏寿郎さんはダラダラした雰囲気から一気に鬼殺隊として、柱としての雰囲気になった。
バッと立ち上がりダラダラと汗を垂らす。
『ど、どうしましょう杏寿郎さん…』
「すっかり忘れていた…」
____________________
『き、昨日はすいませんでした…』
不死川「柱合会議に無断で欠席とはなァ、」
『う…そ、その、体調を崩してしまいまして…』
「うむ…」
胡蝶「まぁ、過ぎたことを攻めても仕方ないですよ、次は気をつけてくださいね。2人とも。」
『…はい。』
い、言えない…2人でイチャイチャしていて柱合会議忘れてしまったなんて、言えない!
宇髄「おいA、もっとバレねぇような嘘つけよな」
『え゛っ!』
ば、バレてる…。
宇髄さんはニヤッと私を見下ろした。
『い、言わないでください!!誰にも!!お願いします!』
宇髄「どうしようかなぁ」
『な!なんでですかぁ…』
「なにがだ?」
宇髄「いや、Aは嘘をつくのが下手だなぁと」
「確かに!Aは素直すぎるのだ!」
『杏寿郎さんフォローしてくださいよぉ…』
____________________
うふ、リクエストありがとうございました!
258人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぎゆみかん - え? 義勇さんと錆兎可愛すぎん? 2人にキスされたらキュン死しちまうわ。 (2020年7月31日 17時) (レス) id: 8ebef6a95a (このIDを非表示/違反報告)
愛心 - リクエストです 夢主が亡くなったときの反応というのをできたら見たいです (2020年4月20日 13時) (レス) id: b59d3295d5 (このIDを非表示/違反報告)
春雷 - 獪岳好きなんですか!?私もですうううう↑ (2020年3月31日 11時) (レス) id: 561c6ca45d (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - こんにちは!宇髄さんのお話とっても好きです!温泉で話が筒抜けだったのをしったお嫁さんと宇髄さんのお話を読みたいです! (2019年10月16日 20時) (レス) id: 96b153a955 (このIDを非表示/違反報告)
ムーミン - 続編。見たい。大人の。見たい。待ちます…頑張ってください! (2019年9月10日 20時) (レス) id: e3f63f0e3d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こかげ | 作成日時:2019年8月26日 2時