【鬼滅の刃】愛だけを【短編集】

煉獄杏寿郎 内緒にして！ ページ27

鈴柱、鈴鳴Aさん。

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何故か今、柱たちで腕相撲大会が始まっています。
私、実はとても怪力なんです。だけど女の子として何としてもこの怪力は隠しておきたい。甘露寺さんと違って私はそんなに女の子らしくないから、怪力なんて知られたらもう
女として見られない気がする…。

よし、ここは適当に負けておこう。
私は伊黒さんといい勝負をして、残念ながら負けた、ということにした。

宇髄「おいおい、A！弱すぎやしねぇか？」

不死川「話になんねぇな！」

『よわくてすいませんね！』

煉獄「女の子らしくて可愛いじゃないか！」

甘露寺「そうですよう、Aちゃん可愛い〜！」

『煉獄さん！蜜璃さん…！』

伊黒「フッ、俺より弱いとはな」

いや、手加減したんですけどね！
まぁそれで伊黒の尊厳が保たれるならなんでもいいんですけど！

冨岡「Aは女とは思えないくらい戦闘は強いがな」

『え゛』

胡蝶「そういうこと言うから嫌われるんですよ、冨岡さん。」

冨岡「…。」

悲鳴嶼「腕相撲で強さは決まらない…気を落とすな…」

いや、いちばん強い悲鳴嶼さんに言われても…。
しかも私が気を落としてるのは腕相撲に負けたからではなく、冨岡に女とは思えない、と言われたことです。

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