宇髄天元 できることできないこと ページ3
結婚してます、ほかのお嫁さんと違って戦うことの出来ないひ弱で泣き虫な奥さんです 。
会話多めです 。
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「よぉA、今日もド派手に戦ってきたぜ 」
任務から帰ってきた天元様は、腕少し傷ができていた 。
天元様が怪我をしてきたというのに、私は呑気に夕ご飯の献立をのろのろと考えていたのかと思うと
自分に苛立ちを覚えた 。
『 天元様！怪我をしています … 』
「 あぁ 、地味にやられちまったぜ
なるならド派手にやれってな！！ 」
天元様は、ハハハと笑った 。
『 笑い事じゃありません！天元様が戦っているのに、私なにもできてません …
こんなにも天元様のお力になりたいと思っているのに … 』
「 Aは毎日飯を作ってくれてるじゃねぇか、それだけで十分だ 」
そう言って天元様は私の頭を撫でた。
『 不十分です！まきをさん達は戦えてるのに
、どうして私は …
やっぱり私 、天元様のお嫁に向いてません！』
悲しい感情が涙と共に溢れ始めた 。
「 お、おい 。泣くなよ … 」
慌てふためく天元様を無視し、更にわんわん泣きわめく 。
『 こんな何も出来ないお嫁がいたら 、天元様の恥です！！
今からでも私天元様のお嫁をやめます、天元様別れましょう ！』
「 何言って … 」
『 だって家事なら雛鶴さんたちでもできますでしょう！
でも私は戦えません 、戦えないどころか体が弱いせいでなかなかお外に出られません … 天元様の隣に立つ資格なんてありません！』
「 俺はそんなこと思っちゃいねぇよ 、
Aの飯は上手いし、任務から帰ってきてAがいると安心する 。
いるだけでいいんだ 、それとも本当に俺と別れたいのか？」
私は泣き止まない赤子のようにずびずびと鼻を啜りながら天元様に抱きつく 。
『 いいえ゛… 天元様のお傍にいたいでず … 』
「 だろ？ 」
全てを見透かしたような顔で笑った天元様は 、とてもカッコイイ 。
泣き止むまで背中をさすり続けて下さり 、私はいつの間にか眠ってしまった 。
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こうやって毎回あやされるんですね、多分この奥さんは須磨さんたちにも可愛がられてますね 。
起きたら反省して天元様に土下座ですかね笑
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作者名：こかげ | 作成日時：2019年8月26日 2時
