【鬼滅の刃】愛だけを【短編集】

冨岡義勇 続 がんばれ義勇くん ページ15

この前のがんばれ義勇くんの続き(？)ですね。
二人とも言葉足らずのお話です。

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此の前の爆弾発言はなかったんではないだろうか、Aはそう思うことにした。
あの発言以降冨岡と何か進展したかといえば、何も無さすぎるほど何も無いのだ。
Aも『あれはどう言う意味ですか？』と聞けばいいのを、恥ずかしがってなかなか言えないのだ。

『義勇さんこんにちは！これから任務ですか？私は今日任務ありません！ついて行っていいですか？ついて行きますね！』

相も変わらず1人でマシンガントークをぶっぱなすA。
いつもの事ともう慣れてしまった冨岡はAをちらりと見てまた歩き出す。

A(また無視されてしまった、いよいよ嫌われてきたかなぁ)

無視されたかと思いきや、なにか考え込んだ顔をした冨岡ば急に振り返った。
しばらくAをじっと見ていたが、重々しく口を開いた。

「(この間の発言についてだが、そのうちなる、とは言ったもののやはり順序は必要だと思う。
だから俺と結婚を前庭に)…付き合ってくれ。」

『(？？？、これから行く任務のことかな、義勇さんに頼られるなんて嬉しい。)もちろんです！』

「そうか、(それならまずはデートとやらだな。)
Aの都合のいい日を教えてくれ。」

『(あれ、今日の任務じゃないのかな、)私はいつでもいいですよ！テッキリ今日かと思ってました、』

「( 今日 !?)いくらなんでも気が早くはないか？」

『善は急げってやつですよ！義勇さん！』

「そ、そうか。なら早速行こう。」

『はい！』

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