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潔『はい、熱いから気をつけろよ。それとも俺が食べさせるか？』
『じ、自分で食べるよ...ありがとう』
あの後結局自室のベッドに寝かされ家にあったパウチのお粥を温めてくれたからそれをありがたく頂いた。
...本当は全然体の調子いいから罪悪感があるけど、今の世っちゃんを変に刺激しない方がいいと思ったからそのまま何も言わずに熱いおかゆをフーフーと冷ましながら食べ進めた。
潔｢...なぁ、
『え、別にいいけど...市販のお粥でしょ？世っちゃんそんなにお粥好きだったっけ』
潔｢いやAってさ、何でも美味しそうに食うじゃん？幸せそうに飯食ってるA見てると俺も一緒の食いたくなるんだよな｣
『人をそんな食いしん坊みたいに...』
潔｢そこがAのいいとこなんだよ｣
少しはにかんでそう言ったあと、世っちゃんはレンゲ取ってくると言い残し私の頭をくしゃりと撫でて部屋を後にした。
パタンと扉が閉まる音が聞こえ、私は頭を抱えた。
....なに、なになに！？
世っちゃんってこんなキャラじゃなかったじゃん！
どっちかっていうと弟みたいな感じでさ、可愛くってさ...
青い監獄に行ってから明らかに人が変わったようになってしまった世っちゃんのギャップに追いつけなくて、胸がギュッとなる。
潔｢A？｣
『へぁっ』
気づいたら世っちゃんは部屋に帰ってきてたみたいで、心配そうに私の顔を覗き込んでいた。そう、綺麗に整った顔を、だ。
潔｢大丈夫？めっちゃ顔赤くなってるけど...｣
熱あがったんかなーと言いながらさらにその顔を近づけてくる世っちゃん。
まさかあの少女マンガでよく見る額を合わせて熱を測るアレをやろうとしてるの！？
もう一度意識してしまうとダメだった。どんどん近づいてくる顔に焦って変な汗は出てくるしドッドッと心臓が大きな音を立てて鳴っている。
『や、、やだ...』
潔｢A？｣
『世っちゃん、ごめん。あの、しんどいから今日は1人にして欲しい...です...』
潔｢わ、分かった...ごめんな？俺今日1日全然気づけなくて｣
『大丈夫！むしろこっちがごめん。まだお昼なのに解散になっちゃって。また遊ぼうね』
潔｢おう！じゃ、お大事にな。一応おじさんとおばさんに置き手紙書いとく｣
＿＿＿ぱたん。
どさりとベッドに横たわる。
....今日はちょっとほんとにおかしい。世っちゃんにも迷惑かけちゃったし。もうお風呂入って寝よう。
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あんぴー - ヤバイ、最高すぎる可愛いよ〜☆ (2023年3月25日 22時) (
レス) @page15 id: 71d22da1c4 (このIDを非表示/違反報告)
な - おもろ。 (2023年2月25日 19時) (レス) id: c37325fa5e (このIDを非表示/違反報告)
茶茶。(プロフ) - 蘆花さん» コメントありがとうございます！いいですよね、私も大好きなんです😻 (2023年2月17日 1時) (レス) id: 1d8c10331b (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - ヤンデレまでいかない激おも感情大好きなんです！ありがとうございます！！ (2023年2月11日 11時) (レス) @page12 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
茶茶。(プロフ) - 夜夏さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです🥰 (2023年2月11日 10時) (レス) id: 1d8c10331b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶茶。 | 作成日時：2023年2月10日 10時
