Short Story × Songs 【QK】

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『ごめんとかと一緒？ってことは、子供でも使ったりする？』

「そうだね。子供も、その親も使ってる」

『老若男女問わず誰もが使ってる魔法の言葉ってなにー！？』

「老若男女って噛まずによう言えたな」

『そこじゃないでしょ！』

関西の俺に伝染しているのか、ツッコミのキレが良くなってきている気がする。笑

もし、俺とAの間に子供ができたら、迷わずこの言葉を教えるかな。
なんて言葉は心の中でだけ呟いといた。


永遠なんてものはこの世に存在しない。
だからこそ、今という時を全力で愛することができるんだ。
今日は恥ずかしくて口に出来ないけれど、明日、明後日、その先の未来では言える気がする。
素直に。


もし例えば、今日で世界が終ってしまうとしたら、自分の最後の言葉は笑ってこの言葉を言うかな。
なんて、ガラじゃないけど。


『…あっ！拓朗！ガラケーどこにある？』

「はいよ」

『ありがとう！』


俺たち、これからどうなっていくかなんて未来は全く分からない。
けど、全然二人なら不安じゃないよ。
だって、答えが分かって笑顔な君が隣にいるから。


「分かった？」

『うん！分かった！』

「じゃあ、」


解読出来て嬉しがっているAを引き寄せて、キスをする。
最後に伝えたいこと、それは、

「愛してるよ、A」





..

1992*4##111 ＝ ありがとう

(ガラケーでこの文字通り出てくると出てきます)

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