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謎の沈黙が続き、本当にどうしようと焦っていると、Aちゃーんという伊沢さんの声が聞こえて、急いで部屋を出る。

良かった、助かった…。

『伊沢さん、どうしました?』

「いやー、ちょっとお腹空いちゃってさ、何か軽く作ってくれない?」

『そういうことでしたか。お安い御用です』

笑顔で承諾すると、伊沢さんは何とも言えない顔をしていた。
私の笑顔、気持ち悪かったかな、?
よほど顔に出ていたのだろう、伊沢さんはすぐに笑ってそうじゃないよ、と弁解した。


「実はさ、」

周りをキョロキョロして、小さい声で話し始めた。

「こうちゃんが俺だけ距離がすごい遠くて何かしちゃったかな?ってめっちゃ傷ついててさ笑」

え、

「俺には全然笑ってくれないよーって前嘆いててさー」

そんな大事にされているとは思わなかった…
ちょうどこうちゃんは福良さんに用事があったのか、別室に行っていた。
この際だから本当のことを言おう。
そう決心して、伊沢さんにすべてを話した。



「何だそういうことかー!」

「何々、どうしたの?」

『あっ、いや、えっと…』

伊沢さんが大声で笑いながら言うから、ついさっきオフィスに来たばかりの須貝さんが興味津々に私たちの話に入ってきちゃって、慌てる私。

「何この絵、面白いんだけど笑」

さらに、この光景を遠巻きに見ていた山本さんのツボにはまったのか、大笑いされた。
めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど!!
一通り笑って満足したのか、伊沢さんは満面の笑みで何故か励ましてきた。

「大丈夫だよ、普通に喋ってやって?むしろ、お願い。ね?」

何が大丈夫なのか…まぁでもそうか。一スタッフがこんな事気にすることはないということなのだろう。
それに、シュンとしているこうちゃんを想像しただけで、胸が痛んできたので、分かりましたと頷いた。


「よし、そうと決まれば!」

いきなりパンと手をたたいた伊沢さんに思い切り驚く私。

「食材全然足りないから、こうちゃんと一緒にスーパー行ってきて!」

『えっ!?』

善は急げとでも言うかのように、別室にいたこうちゃんを無理やり引っ張ってきてあれよあれよという間に外に放り出された私たち。
驚きを隠せずに固まる私たち二人。
なんだこの光景。
冷静に考えてしまって、思わず吹き出してしまった。

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あやか(プロフ) - 初コメ失礼します。トクベツといい、身長差のない恋人といい、自分の推しの話が自担グループである嵐の曲でとてもテンションが上がりました!話も面白いですので、読んでいて楽しいです! (2021年2月17日 0時) (レス) id: 9ed625666a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃるちゃる(プロフ) - 月夜星さん» ありがとうございます!曲の良さを消してしまわないように気を付けながら書いておりますので、そう言ってくださると嬉しいです! (2020年4月22日 17時) (レス) id: d523c3bebb (このIDを非表示/違反報告)
月夜星(プロフ) - こんにちは!青空が違う!!めっちゃ好きな曲で、好きなQ.K.さんたちのお話で!めっちゃ楽しいです!これからも頑張ってください! (2020年4月21日 16時) (レス) id: 5e0ae6c178 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃるちゃる(プロフ) - 望さん» そうです!好きな人たちのコラボって嬉しいですよね。つい勝手に作ってしまいました!笑 (2020年4月17日 22時) (レス) id: d523c3bebb (このIDを非表示/違反報告)
- これ欅坂や日向坂の曲ですよね?好きな人が好きな曲で…読んでいて楽しいです^^* (2020年4月16日 8時) (レス) id: 2bba6c15ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃるちゃる | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年9月8日 14時

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