いい方法 ページ7
研磨side
研磨「どうしたの？ずっと黙ってるけど。」
A「研磨さん、ちょっと相談があるんですけど・・・」
研磨「『何かしたい』・・・？」
A「・・・はい。」
放課後、体育館に向かっている途中に
稲葉はそんなことを言った。
バレー部の皆に何かいいことをしてあげたいらしい。
稲葉に、特別何かしたわけじゃないんだけど。
むしろ、マネージャーいて助かってるのはこっちなんだし・・・
研磨「別に、何もしなくてもいいんじゃない？」
A「で、でも・・・」
黒尾「いい方法があるぞ。」
研磨「うわ、クロ・・・」
黒尾「研磨、そんな目で見ないで(T_T)」
研磨「いつから居たの？」
黒尾「ん？『何かしたい』辺りから。」
・・・結構、最初から居たんだ|дﾟ)
黒尾「で、要するに俺らに喜ばれたいんだろ？」
A「・・・はい。」
黒尾「じゃあ、簡単だ( ・`ー・)」ニヤリ
研磨「・・・クロが言うと嫌な予感がする。」
黒尾「そんなこと言うなよ、研磨〜！ほら、耳貸せ。」
A・研磨「！！」
黒尾「ほら、簡単だろ？」
研磨「クロなのに案外普通なことだね。」
黒尾「だろ〜？・・・え、ちょっと待って。それどういう事！？」
A「そんなことでいいんですか？」
黒尾「お、じゃあ、やってくれるんだな。」
A「それで、喜んでもらえるなら・・・」
簡単のことだけど・・・稲葉、大丈夫かな？
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作者名：ななじろう | 作成日時：2017年11月20日 17時
