姉2 ページ42
真「そんな、だって、僕は、それじゃ…」
真宮寺くんは頭を抱えてブツブツと呟いている
真姉「ごめんなさい、是清。もっと早く言えばよかったわよね…
でも、貴方を一人にしてしまった事が唯一の後悔で、貴方が幸せならそれでいいと思っていたの」
真姉「…でもね、そこの彼と、ピアノの女の子の真っ直ぐな目を見ていたらこのままじゃいけないと思ったのよ。だからどうか分かってちょうだい」
お姉さんは優しく語りかける
真「姉さん…」
真「分かった。分かったヨ姉さん…僕、姉さんの分も生きるヨ。それで、友達も作って、いつか姉さんに僕の友達を紹介するから…
だから…」(ﾌﾗｯ)
「真宮寺くん！」
突然倒れ込む彼を支えようとすると
真姉「大丈夫よ。少し眠っているだけだわ」
彼(？)はすぐに起き上がる
「……貴女は…」
真姉「改めて自己紹介するわね。是清の姉です。今回は巻き込んでしまってごめんなさい」
ゲームの時とは違い優しそうな雰囲気でふわりと微笑む真宮寺くんの姉と名乗る人物
「貴女は本当に真宮寺くんのお姉さんなんです
か…？」
俺は未だに信じることが出来ずに思わず直球で聞いてしまう
真姉「ふふっ貴方さっき死んだ人間が喋る訳ないと言っていたものね。だけど正真正銘、真宮寺是清の姉よ」
「そう、なんですね。すみません」
真姉「いいえ、謝るのはこっちの方よ。
でもどうかこの子を許して欲しいの。この子は私が死んでからずっと1人だったから…寂しかったのよ」
「…ご両親は？」
真姉「どちらも早くに亡くなったわ。それから私たちは2人で生きてきたの。
…でも私が事故に遭って、この子を1人にさせてしまった。私は心配で成仏できずにずっとこの子と一緒にいたのだけれど…もうそれも終わりみたいね」
真姉「苗字くん、だったかしら。お願いがあるの」
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鍋(プロフ) - mizu217さん» mizuさんゴン太推しでしたか！ゴン太いいですよね…4章…うっ頭が…ｶﾞ､ｶﾞﾝﾊﾞﾘﾏｽ!! (2017年8月24日 11時) (
レス) id: 39b056009e (このIDを非表示/違反報告)
mizu217 - ４章といえば、ゴン太！！私の推しキャラです！！頑張ってください！！ (2017年8月18日 19時) (レス) id: 908cde38bf (このIDを非表示/違反報告)
鍋(プロフ) - モユさん» わー！モユさん！！お待たせしてすみません！(T_T)白銀ちゃんのセリフktkr…！ (2017年7月30日 12時) (レス) id: 39b056009e (このIDを非表示/違反報告)
モユ - これから３章突入！しかもオリジナル私、気になります！←(( これからも、応援してます！ (2017年7月29日 23時) (レス) id: bbfca86a7f (このIDを非表示/違反報告)
mizu217 - 鍋さん» いえいえ！！頑張ってくださいね！ (2017年7月14日 21時) (レス) id: 908cde38bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鍋 | 作成日時：2017年6月16日 20時
