[王馬 小吉]常識を殺せ2[男主]

"暗殺者"2 ページ18

春「は？」

彼女はピタリと止まる


春「どういう意味？」

百田くんを睨みつける春川ちゃん





百「そのまんまさ。今まさにお前はこの状況から逃げようとしてるじゃねえか。
そりゃ、大半は怖がるかもしれねえけどよぉ…赤松みたいに受け入れてくれる人だっているのに、お前はそれを聞こえないフリして逃げてるだけだ。







そんなのただの弱っちい臆病者だ」


春「…何それ。あんたに何が分かるって言うの？」

眼光が更に鋭くなり、明らかに怒っているのが分かる





百「全部は分からねぇよ。けどよ、お前は好きで暗殺者になった訳じゃねぇのは分かった」

頭をガシガシと掻きながら百田くんは言った


それに合わせて俺も口を開く





「それだけでも、春川ちゃんが悪い人じゃないって信じられると思うんだ。
…少なくとも俺は本当の君を知って後悔なんてしてないよ」

俺は彼女に向かって微笑む









春「…バカバカしい。赤松も、あんたたちも、意味が分からない」

そう言うと、春川ちゃんはこちらに戻ってきて椅子に座った









百「おっ見る気になったか？」


春「違う。あんたに言われたままじゃ癪だから。バカに何言っても無駄そうだし。

苗字、さっさと次流して」

百「なっ、バカって言うなよ！」


春川ちゃんは納得いかない顔をしているが、先程よりも大分表情が和らいでいる




俺はその光景を見て安心する






「それじゃ、再開しようか」





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春川ちゃんの動機ビデオの内容は完全捏造です！
親密イベの話をそれっぽくしました

絶賛ネタ切れ中の為更新遅くなるかもしれません…

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