[王馬 小吉]常識を殺せ2[男主]

【番外編】誕生日4 ページ13

「け、結構いっぱい持っていくんだね…」


両手いっぱいに抱えて満足そうに笑う王馬くん



王「にしし、だって苗字ちゃんがオレの事を想ってこんなに集めてくれたんでしょ？
せっかくだから貰ってあげようかなーって」







王「それに、こーんなのまであったしね」

「あっ、それ！」



王馬くんが取り出したのはハート型の独特な雰囲気を漂わせる小さな鍵

通称「愛の鍵」



メダルを集める際にカジノで大儲けしたから景品もある程度交換していたのだ






王「これをプレゼントなんて苗字ちゃんは何を考えてるのかなー？」

ジリジリと近づいてくる王馬くん




「いや別にそういう意味はなくて…！」



王「えー？

















オレはいつでも大歓迎だけどね」







−−−ちゅっ


「……へ？」

頬に微かに残る感触




今、キス…された…？






王「にしし！じゃあね苗字ちゃん！これはありがたく貰っていくよ！」


そう言って王馬くんは購買から出て行った






「は…え…？」





「〜〜〜〜っ！！」

俺はしばらく呆然と立ち尽くしていたがすぐに先程の事を思い出してうずくまる









「はは…叶わないなぁ…




…誕生日おめでとう、王馬くん」





後で君にちゃんと伝えよう

−生まれてきてくれてありがとうって









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0時に更新するはずが寝てしまいました…
Happy Birthday 王馬くん！！
キャラクレ行きたかったけど遠くて行けない…辛いです…あのイラスト可愛いですよね…

※入間ちゃん追加しました！！すっかり忘れてましたすみません；；；

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