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正義 ページ33

赤「皆待ってよ、まだそうと決まった訳じゃ…」





王「…はぁ、赤松ちゃんさー、せっかくのムード壊さないでよ。それともまた地下道に行くとか言うの?」


赤「……あっご、ごめん…」



相変わらず赤松ちゃんに手荒な態度を取る王馬くん




「ちょっと王馬くん…」




王「はいはい分かってますよー。説教なら後で聞くからほら!早く行くよ!」


「わっちょ、ちょっと!」



ぐいぐいと引っ張られ、そのまま連れ出される









−−−−−−


「王馬くん、どうして赤松ちゃんにそんな酷い態度を取るの?」


俺は歩きながら聞いた



彼は俺から手を離しピタリと止まる




王「もちろん嫌いだからだよ。オレ嫌いなんだよねー、ああいう正義ぶって発言する奴さ」


根拠もないのに、頑張ろうやら諦めないやら、バカみたいだよ



真顔でそう答える王馬くんに少しゾッとする

だがすぐにパッと表情を変え





王「なーんてね!ホントは赤松ちゃんのことが大好きなんだ!ほら、よく言うでしょ?好きな子ほどいじめたくなる、ってね!」

多分、最初に言ったことは本当に思っていることなのかもしれない。でもそれは…



「自分と正反対だから、じゃないの?」


王「は?」






「君はわざと場を掻き回して自分に非難を集中させることで物事を解決してる。あの地下道の件だって君が言わなければ彼女に非難が集中していたはず。だから、素直に言葉にして言える赤松ちゃんが−


王「不正解」



っ…」





王「キミはそんなつまらない解釈をするんだね。ガッカリだよ」


そう言って王馬くんは1人で去ってしまった









「……わかるわけないじゃん」


"私"はポツリと呟いた




---------------------
ちょっと真面目に迷走してきました…
作者自身王馬小吉という人間性を理解していないので…本当に自己解釈ですね
こういう人間だったらいいなって部分盛り沢山なのでもし違う価値観の持ち主様いましたらすみません

夢*→←音



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モユ - もちろんです!! (2017年5月28日 22時) (レス) id: bbfca86a7f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - モユさん» モユさん初めまして!コメントありがとうございます…!面白いと言っていただけて感激です…!頑張って更新していきますので楽しんでいただけたら幸いですー! (2017年5月28日 20時) (レス) id: 39b056009e (このIDを非表示/違反報告)
モユ - とっても、面白いです! 頑張ってください!! (2017年5月28日 1時) (レス) id: bbfca86a7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年5月25日 21時

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