デスロード3 ページ26
……………………
「うぅっ…」
また、ダメだった
これで何回目だろう
『今度こそ』『今度こそ』、そう思って何度も挑戦するが失敗の繰り返し
赤「まだだよ。きっと次こそ−−−
王「…いい加減にしてよ」
えっ?」
王「赤松ちゃんが諦めないのは自由だけどそれを押し付けるのは脅しみたいなものだよ。キミは『諦めない』って言葉でオレたちを追い詰めてるんだよ!」
王馬くんが赤松ちゃんを睨みつける
「王馬くん!」
王「苗字ちゃんは黙ってて、これはオレ以外の代弁でもあるんだよ。周りを見てみなよ」
気が付くと周りの大半が、赤松ちゃんに批判の目を向けていた
赤「わ、私はそんな…脅しなんて…」
−この流れのままはいけない
「王馬くんストップ。ここで仲間割れしても意味無いよ」
王「止めないでよ苗字ちゃん、オレが言わなきゃずっと続くんだよ?」
「確かに正論だけど、だからと言って赤松ちゃんを責める理由にはならない。
…ね、赤松ちゃん。もう皆の体力も限界だし、今日のところはやめておこう?」
俺は優しく問いかけたが彼女の表情は曇ったままだった
赤「そう…だね…。私のせいでごめんね…」
百「バカヤロー!なんで謝ってんだよ!テメーのせいじゃねーだろ!」
百田くんの言う通りだ
「そうだよ。悪いのは王馬くんでも赤松ちゃんでもない。…こんな所に俺たちを閉じ込め、コロシアイを強要してくるモノクマなんだよ。そこを間違えないで」
俺の言葉でようやく場が収まる
春「…とりあえず、もう解散でいいよね」
そう言って春川ちゃんをはじめ、他の皆もゾロゾロと地下道から出ていってしまった
残ったのは百田くん、最原くん、赤松ちゃんに自分だ
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モユ - もちろんです!! (2017年5月28日 22時) (レス) id: bbfca86a7f (このIDを非表示/違反報告)
鍋(プロフ) - モユさん» モユさん初めまして!コメントありがとうございます…!面白いと言っていただけて感激です…!頑張って更新していきますので楽しんでいただけたら幸いですー! (2017年5月28日 20時) (レス) id: 39b056009e (このIDを非表示/違反報告)
モユ - とっても、面白いです! 頑張ってください!! (2017年5月28日 1時) (レス) id: bbfca86a7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鍋 | 作成日時:2017年5月25日 21時