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ゆうきクラブ 1-9 ページ11
「・・・。分かったよ、渡せばいいんだろ渡せば。」
遊城はしばらく渋っていたが、観念したのかデュエルディスクとデッキをこちらに差し出した。
否、投げ付けてきた。
「ととっ！？・・・お前な・・・！」
「勘違いするなよ。別に俺は、あんたに気を許したという訳ではないからな。」
「気を許した訳ではないって・・・」
「いいか？もしも俺から1分おきに連絡がなかったら、5000人の無垢つけき仲間が、あんたの家族を襲撃する事になってるから。」
5000人て・・・まあこいつならそれくらい本当にいそうだけれども・・・。
「大丈夫だって。余計な心配するな。」
「1分もあれば事が足りるっていうのか・・・！？」
「僕は何処かのボクサーかよ！」
そんなどうでもいいような話を一通り終えた後、僕達は再び目的地へと足を運んだ。
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作者名：ちゃもー | 作成日時：2016年8月16日 1時
