たった一人の女子と飢えてる男達

15話 ページ15

A様との時間を中断し、私を呼んだ人物の元へやってきた








「絵心さん、お呼びでしょうか」

「あんりちゃん、いつも食べてる焼きそばって味が変わらず美味いんだけどさ」

「はい？(また突然変なことを、、、)」

「焼きそばにも新しい味が必要ってことで、だからこのスパイスとからしマヨが一緒につけられた、変化は大事だよねー」

「あの絵心さん、話が見えないのですが、、」












部屋はカップ麺の焼きそばの香り、ソースがいいテロを起こしていた

そして、回る椅子に座り私に見せてきた焼きそばに、その付け合わせのからしマヨを、まよビームとか言いながら、かけていた

何が言いたいのか、、、

ずるずると焼きそばを食べてる絵心さんが言う











「奴等にもスパイスが必要って事だよ」

「スパイス、、？」

「そう、スパイス
料理にも欠かせない調味料の一つ、それは劇的に味の変化をもたらせる」

「と、言いますと、、？」

「イヴを青学に編入させる」

「はい、、！？」










って言うことから、編入手続きよろしくー椅子をくるりと回し、モニターで青学のサッカー部の練習を見ていた

青学、正式名称は青い監獄学園(ブルーロック)
中等部、高等部と一貫の学園であり近くには大学もある、マンモス校である

文武両道に丈、その中でもサッカー部は全国常連校であり、天才の集まりと言われている
全国から彼らのスーパープレーを見ようとやってくるほど、ファンも多い

そんな彼らを指導しているのは、もちろんここにいる絵心さん。
あっという間に絵心イズムのサッカー部へと変動を遂げた。

今回の件でアダム達にとってこれが劇的な刺激に変わるのかは、わからないけど、、、

気を抜いてるアダム達にはいいお薬かも



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