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Aから買い物に付き合ってほしいと連絡が来て家を出る。
最近誘いが増えた気がするけど、
二人でいられるならドンヒョクの代わりでもなんでもいい。
待ち合わせ場所にいるAはシンプルなワンピース姿だった。うん、今日も可愛い。
白と黒のTシャツを手にとってジェノはどっちが好き？と聞かれたので、どっちも似合うと思うよと本心を返す。
そうじゃなくてジェノに選んでほしいと口をとがらす横顔が子供っぽく見えて思わず笑ってしまうと、
なんで笑うのともっと拗ねた顔をするから可愛くて仕方がない。
俺は白かなと選ぶとAはそれをレジへと持って行った。
化粧品売り場は女性しかいないから少し居心地が悪い。
俺には同じ色にしか見えないリップを試して、散々悩んでから後から試した方を買った。
何が違うの？と心の声が漏れ出ると、全然違うよ！と怒られてしまった。
あ、と思った時には遅かった。
前から歩いてきたドンヒョクと彼女がこちらに気づいたようだった。
「Aちゃん、ジェノくん」と名前を呼ばれ、手まで振られたら逃げようがない。
顔をチラッと盗み見ると、案外普通の表情をしているように見えた。
Aとドンヒョクの彼女が世間話を始めると
「女子の会話って永遠終わらないよな」とドンヒョクが呟いた。
そっちが切り上げればすぐ終わると思うけどと思ったけど口には出さなかった。
HC「今日二人なの？」
JN「うん」
HC「へ〜、付き合ってんの」
JN「違うよ」
HC「ふうん」
意味深な顔でニヤニヤするから思いっきり殴っておいた。
Aはまだお前のことが好きなんだよ。多分、きっと。
ドンヒョクが大きい声を出すから話していた二人がこっちを向いて、Aが「何やってんの」と笑う。
俺に向ける笑顔よりもずっとやわらかい表情な気がして、胸の奥が曇る。
「じゃ、俺らデートだからこれ以上邪魔すんなよ」
とドンヒョクは彼女の手を引いて逆方向へ歩いて行った。
『話しかけてきたのはあっちなのに』
「確かに」
『こんな偶然に会うなんてあるんだね』
Aは嫌じゃなかったかなと思って、
大丈夫？と聞くと何が？とケロっとした顔で答えた。
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ロク(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» ありがとうございます🥹！私もこんな学生生活送りたかったなと考えながら書きました😩笑 スピンオフも気長にお待ちいただけたら嬉しいです〜！ (4月16日 3時) (
レス) id: c303f509b7 (このIDを非表示/違反報告)
ロク(プロフ) - ゆかりさん» ありがとうございます🥹完結までに時間がかかってしまいましたが読んでいただけて嬉しいです〜！ドンヒョクとの話考えておりますので更新お待ちください ˆᴗˆ (4月16日 3時) (レス) id: c303f509b7 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 完結おめでとうございます そしてお疲れ様でした！こんな優しいイケメン4人に囲まれる人生送りたかったー！スピンオフ楽しみにしています (4月15日 2時) (レス) @page19 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に大好きな作品で、更新される度ワクワクしながら読ませていただいてました。ドンヒョクと主人公の雰囲気や関係性がとても好きなので、ドンヒョクとの番外編も読みたいです！ (4月14日 11時) (レス) @page19 id: f5ce26c2bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロク | 作成日時：2024年3月21日 3時
