101．「君が幸せなら」 ページ15
JM side
JM「なんかA、今日はご機嫌だね？」
『そう？ふつうだよ』
JM「ナナのおかげでしょ」
『だからいつも通りだって〜』
RJ「じゃあニヤニヤすんのやめろ」
『してない！』
RJ「してる」
いーっと怒った顔をロンジュナに向けたけど全然に怖くないし、むしろ可愛いだけだ。
それを見たロンジュナも「変な顔」と軽くあしらったくせに、きゅっと唇を結んだ表情で可愛いと思っているのがモロバレだ。
どうしてロンジュンの気持ちがわかるかっていうと、俺も同じことを考えたからだ。
ロンジュナからAに告白した話を聞いて俺の時みたいに気まずくなったら嫌だなと思っていたけどそんなことはなかった。
ロンジュナは見た目に反して男らしく心の整理をつけるのが上手みたいだ。
HC「A」
教室の後ろのドアからよく通る声がAを呼ぶ。
うるせえやつが来たとロンジュナはため息を吐き、Aは少しだけ嬉しそうにドンヒョクの元へ向かっていった。
歩くたびに綺麗に巻かれた髪の毛がふわふわと揺れる。
HC「お前らは呼んでないんだけど」
JM「ドンヒョクがAをいじめないように見張らないと」
HC「いじめねーよ！」
RJ「いつもいじめてんじゃん」
『ドンちゃん、何の用？』
HC「生物と数学と英語の教科書貸して」
RJ「お前何しに学校来てるわけ？」
HC「今日はたまたま！」
『今日英語ないから持ってないよ』
HC「マジかよ〜ジャニ先生最近俺に厳しいんだよな」
RJ「自業自得」
ドンヒョクとAの間に流れる空気が柔らかくなった気がして、それは今までとも違ったものだった。
ようやく付き合ったのかなと思ったけど、
どうやらそうではないらしい。
早く告白すればいいのに。
RJ「ジェミナどうかした？」
JM「んーん！なんでもない」
HC「こいつはいつもおかしいからほっとけ！」
JM「ドンヒョガ」
HC「いっった」
強めに肩を殴るとドンヒョクは大げさに痛がった。
それを見てAはニコニコ笑う。
ジェノやロンジュナには悪いけど、
俺はAの味方だからAが幸せそうにしてくれるのが嬉しい。
ロンジュナにごめんねと言うと
「謝るなら俺だろ！」とドンヒョクが大きな声を出した。
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ロク(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» ありがとうございます🥹！私もこんな学生生活送りたかったなと考えながら書きました😩笑 スピンオフも気長にお待ちいただけたら嬉しいです〜！ (4月16日 3時) (
レス) id: c303f509b7 (このIDを非表示/違反報告)
ロク(プロフ) - ゆかりさん» ありがとうございます🥹完結までに時間がかかってしまいましたが読んでいただけて嬉しいです〜！ドンヒョクとの話考えておりますので更新お待ちください ˆᴗˆ (4月16日 3時) (レス) id: c303f509b7 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 完結おめでとうございます そしてお疲れ様でした！こんな優しいイケメン4人に囲まれる人生送りたかったー！スピンオフ楽しみにしています (4月15日 2時) (レス) @page19 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に大好きな作品で、更新される度ワクワクしながら読ませていただいてました。ドンヒョクと主人公の雰囲気や関係性がとても好きなので、ドンヒョクとの番外編も読みたいです！ (4月14日 11時) (レス) @page19 id: f5ce26c2bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロク | 作成日時：2024年3月21日 3時
