結婚しようと言われた朝に【赤】 (ページ2)

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『本気…？』

「こんな事冗談で言う訳ないじゃん！」

『いや…言うかなって』

「ＤＡＨＡＨＡ！俺信頼性ねー！」

そういって大口を開けて笑う彼は朝からフルスロットルで元気。

え、私さっきプロポーズされた…んだよね？

私間違ってないよね？

『これって…プロポーズって事？』

「そう、プロポーズ」

『そっかぁ…これがプロポーズかぁ』

実感がわかないのも仕方ない。

だって寝起き1分も経ってないのに、私プロポーズされてるんだよ

この最高の男に

「嫌？」

『ううん、嫌じゃないよ。実感わかなくて』

「そうだよね！急すぎた、ごめん」

『嬉しいよ。ありがとうジェシー』

ジェシーの大きな手に自分の手を重ねた。

温かい彼はいつも安心と幸福をくれる。

『私でよければ、喜んで』

そう言うとジェシーは私の体をゆっくりと引き寄せた。

「うわー、俺幸せ。ありがとうA」

『んふふ、私も幸せ』

体を離すと、当たり前のように唇を合わせた。

「愛してるよ」

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