粉砕ストーンド！ ページ5
、
監督生さんは最後に生徒たちに告知します。
そういわれた俺は、今絶賛すみっ〇ぐらししている。
一年生ズや見覚えのある先輩がたにテンションが上がった。
とても、めちゃくちゃ。
「……んあ？」
なんかいる。
確かにツイステにはモブ生徒もたくさん登場する。
だが……
「あんな美形でモブ判定はおかしいだろ」
メインキャラ化していても疑わない。
乳白色のツヤツヤの肌、
タブレット先輩とは正反対だが特殊な髪、
ちらりと見えた薄桃色の目。
イケメンだ。
誰がどう見ようとイケメンだ。
「あんな奴いたんだ…」
すげぇ、転生(？)すげぇ。
一人で盛り上がっていたら、いつの間にかその人が鏡の前に。
「汝の魂の名は…」
ポムフィオーレだろ絶対ポムだろ。
「ポムフィ」
「折角のお導きなのですが、ぼくは廃墟に住みたいです」
「「「「「「「「「「「 は？ 」」」」」」」」」」」
ご冗談をご冗談を。
廃墟？ガチで？ポム寮めっちゃ綺麗よ？
ポムだけと言わず全寮はちゃめちゃ良いが？
男はにこりと微笑んだ。
これを好機と見たか、学園長が口をはさんだ。
「え〜、今年度は、監督生という特殊な役職の、あなた方と同年齢の生徒…？が居ます！」
途端にざわつくその場。
先ほどサバナの導きを受けたモブが、唐突にその場に落ちていた大きめの石を投げてきた。
バキッ！！
蹴りでそれを粉砕する。
唖然とする生徒たちの顔が、こんなにも面白いとは。
「監督生だ！名前はユウだが、好きなように呼べ！」
「お、おぅ…」
「あ〜ちな、悪い意味で絡んだ奴は全員締め上げっから」
オクタのほうから「フロイドじゃん…」って聞こえてきた。
えっ俺もしかしなくても二推しとおそろでは？
続く
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作者名：れれりるれよ。 | 作成日時：2023年12月12日 18時
