1話 ページ1
＿＿＿俺たちが通っているNRCには異世界から来た女の子がいる。
名前はユウ。ある日の入学式、突然“ニホン“という異世界から来た子。
なんとその子は、同じく入学式の日に学園に入り込んだ魔獣グリムと2人で1人の生徒となり、特別にNRCという男子校に通っている。
男だらけの学校に紅一点。可愛い可愛い女の子が来た、なんて言われて喜ばない男子は少ないと思う。
最初はみんなアタックしたり、話しかけたり、全力で仲良くなろうとした。
だが、その人数は徐々に少なくなっていった。
何故か？
その子がとんでもない人たちに好かれてしまったから。
そのとんでもない人たちは、ユウちゃんにアタックする人ほぼ全てに脅しをかけたり放課後呼び出したりして牽制をしたんだ。
その結果、今に至る。
紅一点の女の子は、いつからか恋愛対象ではなくなった。ただただ見るだけの観賞用の紅一点。馬鹿馬鹿しすぎる。
だが、ユウちゃんはその後もそのとんでもない人たちととても仲良くしてしまった。
そのとんでもない人たちは全員思った。
「あれだけ色んな奴を遠ざけたのに、仲良くしてくれるって……俺のこと、好きなんじゃね？」
と。
だが、そんな訳ではない。
これまた何故か？
それは、ユウちゃんには彼らの他に好きな人が居るからだ。
それは誰か？
それは＿＿＿
「先輩、いい加減苗字ください。」
「奢るんでマジで結婚しません？？？」
「お忍びで会いに来ちゃいました。ドキドキしますか？」
「A先輩、冗談とかじゃなくて本当に好きです」
俺！？俺！！おれおれおれ！！ｱ〜〜〜！！真夏のジャンボリ〜〜〜〜！！！ふふふふんふんふふ〜ん！！！(おぼろげ)
そうこの俺、Aだ(冷静)
最初は俺も嘘だと思った。だが徐々に本当に好かれていることが分かったのだ。
だから俺は彼女から嫌われたい。
何故って？好かれているのは良いことだって？
それは本当に良いことだ。だがこのユウちゃんご存じの通り愛されている。それはもう、物凄く。
俺がユウちゃんに好かれていることがバレたら、俺が死ぬ(確信)
だから、俺は「ユウ、俺のこと好きだろ」と確信して惚気てくる奴らに思うのだ。
君らだったらどれだけ良かったか。
【悲報】監督生が好きなのは俺な件。
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名無しマン - 主人公くん CV置鮎龍太郎さん 監督生 CV松本梨香さん (4月7日 2時) (
レス) @page2 id: 8569e305d5 (このIDを非表示/違反報告)
青天の霹靂 - こゆんちゃんさん» うわぁぁぁ！！めちゃくちゃ光栄です、ありがとうございます〜！！タイトルのインパクトは案外私も気に入ってます笑 更新遅いですが、精一杯頑張ります！！ (4月6日 21時) (レス) id: 1bafc3cd7d (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - タイトルで惹かれて一話読んでみれば天才的な面白さ…！！🥺更新楽しみに待ってます！応援してます！！😊 (1月13日 23時) (レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青天の霹靂 | 作成日時：2024年1月11日 21時
