騒動アテンション！2 ページ15
「おや……。
帰りが遅すぎると思ったら
こんな所にいましたか。Aさん。」
「"エイちゃん"が帰り遅いから〜
アズールめちゃくちゃ心配してたよ？？」
植物園の入り口付近から聞こえてきた二人の声。
オクタヴィネルの
アズールくんとフロイドくんだ。
「う、うるさい！
僕が心配なんてする訳ないでしょう！！
モストロ･ラウンジの人手が足りなくて
困っているんですよ！」
フロイドくんの言葉に反応した
アズールくんの顔は茹でダコのようだ。
てか、人手足りないのに
二人抜けてきて大丈夫なの？
「ウミネコくん達もいたんだねー。
どうしたの皆で。内緒話？オレも混ぜてよ〜。」
私にギューッと抱きつき、
輪に入ってきたフロイドくん。
なるほど、これが絞められる……か。
手加減はしてるっぽい。
「フロイド！急ぎなんですよ。
そんな悠長にしてる余裕はありません。
Aさんも早く帰りますよ……
って……誰です？この方は。」
アズールくんは、
ルークさんに縄でぐるぐる巻きにされた
男を見つけた。
「うるせぇタコ野郎だな。
コイツが絡まれてたに決まってんだろ。」
私の方に視線を向けてレオナさんは言った。
「そうなの〜？大丈夫？？」
『まぁ…私は。』
未だに気絶しているその男。
「んで、Aちゃんが倒したんスけど…
コイツが誰なのか心当たりが無いか
探っていたところッス。」
アズールくんは転がっている男の元へと行き、
その顔をマジマジと見つめた。
あの美形に見つめられるなんて
羨ましすぎる。そのポジションくれ。
こりゃ対価高くつくわ。
「この人、知ってます。」
『え。』
「うちのお客さんですね。
先日、Aさんがオーダーを取り間違えて
揉め事を起こした相手です。
ハーツラビュル寮の2年生ですね。」
そんな事があったんだ……
「確か、
〈女だから調子に乗るな。
不正で入学してきたくせに。〉
なんて根も葉もない噂と
侮辱をされ、大喧嘩ですよ。
もちろん、壊された備品は
彼に請求しておきましたけど。」
不正で入学……。
根も葉もない噂だと言うが
そこには何か秘密がありそうだ。
「あん時のエイちゃんまじで怖かったよ。」
フロイドくんが言うくらいなのだから
相当怖かったのだろう。
また、新しく
ヴァネッサの情報が手に入った。
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紅葉(プロフ) - わかめさん» HD(激しく同意)です…！ (2020年11月4日 19時) (
レス) id: 12a91dd005 (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - 紅葉さん» ほんと、バグってますよね笑そこがまた、好きなんですけどね！ (2020年11月4日 8時) (レス) id: b561aca817 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 距離感バグってる…確かに← (2020年10月31日 18時) (レス) id: 12a91dd005 (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - 紅葉さん» 紅葉さん初めまして！あ、バレました？((自分オクタ推しなもので……つい贔屓してしまいます／(^o^)＼ (2020年10月28日 23時) (レス) id: b561aca817 (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - イムム・ルリクリルさん» イムム･ルリクリルさん初めまして！か、神作ですと！？光栄すぎるお言葉とても眩しいです(/ω＼)更新頑張らせていただきます……！ (2020年10月28日 23時) (レス) id: b561aca817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わかめ | 作成日時：2020年10月21日 22時
