事情聴取 ページ9
ヴィル「ここが貴女の部屋、そして隣は加州清光の部屋よ」
『案内ありがとうございます』
ヴィル「部屋に着いてすぐで悪いんだけど、詳しい事を聞かせてもらえるかしら？」
そう言うと紅茶を出し、部屋のソファにAたちを座らせた
『はい、まず審神者になった経由から...私は生まれつき魔法を使うための魔力と、審神者として最も必要な霊力の両方を持って生まれました。』
加州「霊力っていうのは個人の人格や性格によって質が違うからね。
いい子だったらって訳じゃないけど、善に近い程霊力の質は良くなるってこと。」
ヴィル「善に近ければ...それじゃあこのヴィランズをリスペクトするナイトレイブンカレッジに入学したのは些か疑問ではあるわね...」
『そこに関しては私達も分からないんです。
何せ書類を終わらせて眠ろうとしたら迎えが来たものなので...』
ヴィル「なるほど...でも奮励の精神に基づくこのポムフィオーレ寮が相応しいと判断されたのね」
『そういうことになります...』
ヴィル「ところで、刀剣男士？についてなんだけど」
『はい、この加州清光は審神者になったばかりの頃に初期刀、つまり1番始めに選んだ刀になります。
彼も刀剣男士としては異質で、魔力が使えます。
恐らく審神者である私の影響かと...』
ヴィル「なるほど...つまりの所は亜種に近いってことね？」
加州「簡単に言えばそういうこと」
ヴィル「へぇ...刀剣男士っていうのは大体どのくらい居るのかしら？」
『現在顕現されているのは88振り、私が現在所持...と言うか私の本丸に居るのは47振り、そして1度に顕現できるのは6振りまでです。』
加州清光「つまりは俺を除いて残りは5振りってこと」
『そういう事です。
ちなみに、清光はまだ若い部類に入るんですけど齢が1000を超える刀剣男士も居るんです。
彼らの寿命は刀が折れるまで、それまでは生きることが出来るんです。』
ヴィル「1000ですって！？加州清光、貴方若いと言っても一体いくつなの？」
加州「俺の年齢で大体300か400歳くらいにはなるかな、ちなみに腰に指してるのが俺の本体ね」
そう言ってヴィルに本体を見せた
ヴィル「鮮やかな紅ね...見事だわ」
『私もその色に惹かれて選んだんです』
加州「なんかそう言われると普段から手入れしておいて良かったや」
ヴィル「貴方の本体もだけど、貴方自身も肌や爪までちゃんと手入れされてるわね...」
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椿鬼(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます！今は初日ポムフィオーレでのお話ですが、他の寮のメンツにも活躍して貰うつもりなので、見守ってくれてるとありがたいです！ (2020年6月15日 0時) (
レス) id: 9c05c2c56c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - エースとかが失礼したら俺の主に！！ってなりそうw (2020年6月14日 23時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿鬼 | 作成日時：2020年6月3日 12時
