金髪男子の学園調査【twst】【手下】 (ページ9)

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さて、やっと皆いなくなったと思ったのに…

「さてユウさん大変残念な事ですが貴方にはこの学園から出ていってもらわねばなりません。魔法の力を持たない者をこの学園に入学させるわけにはいかない。心配はいりません闇の鏡がすぐに故郷へ送り返してくれるでしょう」

「はぁ、長い夢だったなぁ」

なんでアイツらいるんだよ！！！！！！！！！！

そう言えばあのユウとかいう奴魔力がないって言われてたな。今まで一度も無かったのに何故連れて来たんだ。あの馬たち疲れてたのかな。今度撫に行こ。

「さぁ、闇の鏡よ！この者をあるべき場所へ導きたまえ！」

「…」

『…』

「ご、ゴホン…もう一度。闇の鏡よ！この者を…」

「どこにもない」

「え？」

「この者のあるべき場所はこの世界のどこにも無い…無である。」

この世界のどこにも無い…この世界って事はアイツも違う世界から来たってことか？どこから来たんだろう。不思議の国？それとも僕と同じ所から？まぁいいか。僕が今気になるのは闇の鏡が話したいって言っていた事だ。

「そもそも貴方どこから来たんです？」

「実は…」

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「聞いたことのない地名ですね…」

『ニホン…有名なテーマパークがあってそこにはネズミのキャラクターがいたり、アトラクションだとタワー・オブ・テr…え？テラーっていつも僕たちがリクルートするところだよね…？はぁ！？！？』

「！誰かいるんですか！」

しまった、びっくりしてつい大声を出してしまった…。これはまだいけるか…？

「出て来なさい。さもないと貴方の寮長に言いつけますよ」

寮長に言いつけるとか古典的な脅しだな…。しかもそれ普通寮長が学園長に言うやつだろ。

「それでも出て来ませんか…。だったらご両親に言っちゃいますよ！」

な、なに！？それは困る！いやだが闇の鏡に話があった。と言えば怒られないだろう！でも、もし怒られたら…

「…そうですか、でしたら早速ご両親の方に…」

『ぐぬ、は、はい！！！わかったよ！！！！出ればいいんでしょ！出れば！！！』

「やっと出て来ましたか。それで貴方学年と名前、所属寮は？」

『え、いや、あのそれは「学年名前、寮は？？？」えっと…1年、A・マゴール、ポムフィオーレです…』

「貴方1年生なんですか！？全く入学式初日から何をしようとしたんですか？」

『それは…』