厳粛ブレイク! ページ6
僕の番はまだ?全く早くして欲しいよ
「次はA・マゴールくん!」
おっとそう言ったら僕の番が、来たみたいだね。
どの寮になるんだろうか。
ハーツラビュル寮はルールが厳しいし、サバナクロー寮になっても筋肉が無いし、オクタヴィネル寮になったら慈悲の無さにムカツきそうだし、スカラビア寮は暑そうだし、ポムフィオーレ寮は永遠と美に付いて語られそうだし、イグニハイド寮は話しにくそうだし、ディアソムニア寮はなんか怖いし…。
僕どの寮にも合わない気がする!!!!!
お願いだからオクタヴィネルとディアソムニアだけはやめて欲しい…!絶対なりたく無い!!!はぁもうヤダ。帰りたい。お母様、ホリデーにって言ったけどやっぱり今から帰ります。
なんて、言っても無駄でもう僕の目の前には闇の鏡が居る。
「汝の名を告げよ」
『A・マゴール』
「…………A…何故此処にいる」
『言ってなかったっけ?僕マスター達からの命令でここの調査をする事になったんだ』
「そうか…。では話したい事がある。この式が終わったらまた此処に来い」
『えぇ初日から抜け出すの?まぁいいよ頑張る』
「なぁ、アイツ長くないか?」ボソッ
「あぁ確かにそんなに優秀なのか?」ボソッ
ざわざわとみんなの話し声が聞こえる。
しまった、闇の鏡と話していて判定して貰うのを忘れていた。と言うか今の会話聞こえてないのか…。
「………汝の魂のかたちは…ポムフィオーレ!」
『!ポムフィオーレかぁ。美について語られちゃうよ…。でも女王様の寮だしいっか』
空気を読んで闇の鏡は僕を判定し、ポムフィオーレだと言った。ポムフィオーレは確か金髪で紫のグラデーションの人…っと、いた。あの人が僕の寮長か。
「アンタ名前は?」
『えっと、A・マゴールです』
「そう。じゃあさっさと座って静かにしてなさい」
『は、はい』
なんであんなに偉そうなんだ!!!!
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にゃーちゃん - 超面白かったです!更新楽しみにしてます!! (2022年2月28日 4時) (レス) @page22 id: 04c952a5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピアろ x他2人 | 作成日時:2020年9月8日 21時