金髪男子の学園調査【twst】【手下】 (ページ16)

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「「ぎゃあぁぁぁぁぁあｯーーー！！！！！！」」

おい、これで何回めの悲鳴だよ全く...今のはあっちから聞こえたな。

声の聞こえた方に進む。自分の足音と雨音しか聞こえなく薄暗い室内に少し不安を感じさせる。だけどもこの緊張感を懐かしく感じている自分もいる。まだ小さい頃、夜中に目が覚めてしまった時の誰も居ない様なしん、とした雰囲気を酷く怖がっていた。今思えば逆に楽しんでいたのではないだろうか。

そんな風に懐かしく思っていると2人がいた。しかし、何か怯えている様子だった。

『やっと見つけた。全く何故すぐ居なくなるんだ...ん？』

『あぁ、君達か！久しぶりだな』

「おぉ！A坊か！久しぶりだなぁ」
「前会った時はこんなに小さかったのにな！」
「こんなに大きくなって！どうだ、今楽しいか？」

『だから、そんな小さくないって！！もう。まぁでも楽しいかな』

「そりゃよかった！」そう言って笑うゴースト達。本当に久しぶりだな、前に会ったのはハーデスと一緒に冥界で遊んだ時だったな。あの時楽しかったなぁ

「「いやいやいやいや！！！！！」」

「何思い出に浸ってるんだゾ！！」

「目の前にお化けがいるんだよ！？殺されちゃうよ！！？」

『何？殺される？誰に』

「コイツらに決まってるんだゾ！！！！！」

『いやぁ、でもこのゴースト達はイタズラするだけで仲間にする様な力はないはずだけど...』

「「それを早く言えよ！！！！！！！！！！！！」」