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俺のやった課題と、自分のノートと参考書を見比べながら、うーんうーん悩んでいるデュースをよそ目に、エースは今しがた注文したデミグラスソースのオムライスの汁まで綺麗に食べ終わっている。早くねえか。
まあ、かく言う俺も、大盛りドライカレーを平らげた後、デュースの奢りのスペシャルBLTサンドにかぶりついている所だった。
ちなみに、俺のほっぺに今着いているガーゼは、昨日出来るだけ大袈裟に見えるように適当にグリムに貼ってもらったものだ。ここまで大事っぽく見せかけておけば、昨日の三人以外の奴らも滅多なことでは呼び出しを喰らわないだろうとふんでいた。
昨日クルーウェルに治してもらったから、実はこの下が驚く程に綺麗なのは秘密である。
「これ殴ったのサバナクローだったかどうかは、あんまし覚えてねーわ。あー、でも、ガタイ良かったからサバナクローかも」
「ハハ、ざまーみろじゃん。逆になんで今まで一発も食らってなかったか謎なんだけど。」
ちなみに、エーデュースは俺がアホみたいに喧嘩慣れしてるのを知っている。オンボロ寮開催の枕投げ大会が、いつの間にか格闘技になっていたのはまだ記憶に新しい。
「確かサバナクローって弱肉強食なんでしょ？『強い者が勝ち、弱いものが生き残る。ココはそういう場所だ…』」
「うわ、なにそれレオナ先輩の真似？すっげえ似てる」
「昨日はうちの寮生が世話になったな」
突如、後ろから低い声が飛んできて、エーデュースはビク、と揃って肩を震わせた。二人はレオナ先輩が来る事を一切予測してなかったみたいだけど、向かいの俺は完璧に見えてて、聞かせるように言ったんだよねあれ。
ギギギ…とロボットのように振り向く二人が面白くて、くすくす笑っていると、レオナ先輩からオイとドスの効いた声をかけられた。おお、こわ。
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副村(プロフ) - やまかさん» わー！ほんとだ！！！見返ししていなかったのが仇となりました…。お恥ずかしい限りです。申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます。これからもご愛読いただける作品になりますよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします…！ (2020年10月11日 2時) (
レス) id: f5b1efd963 (このIDを非表示/違反報告)
やまか(プロフ) - いつも面白いお話をありがとうございます。これからも陰ながら応援させて頂きます。 (2020年10月11日 2時) (レス) id: 889b8b96c0 (このIDを非表示/違反報告)
やまか(プロフ) - はじめまして、いつも拝読させて頂いおります。1つ訂正して頂きたい箇所がありましてコメント致しました。クルーウェル先生の名前の事なのですが、『デイヴィス･クルーウェル』です。『デイヴィル』となっておりますので訂正して頂けると幸いです。 (2020年10月11日 2時) (レス) id: 889b8b96c0 (このIDを非表示/違反報告)
副村(プロフ) - 星猫さん» 知っているアニメ…!?副村(私)のでしょうか…?最近は殆どですが、数年前はアニメ観まくってましたー笑 (2020年9月30日 2時) (レス) id: 7af6887a6c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 副村さん» 知ってるアニメは何ですか？ (2020年9月29日 22時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：副村 | 作成日時：2020年9月23日 22時
