いつも元気なあの子の本性【twst】 (ページ11)

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地味に痛いページ11

ﾕｳ「…」

何も言わない監督生

うーん、刺激が強すぎたのかな

しらんけど！

「まあ次は治してあげないよ」

ｸﾙ「姫、そろそろ時間じゃないか？」

「え、ほんとだ、先生またね！グリムも！」

ｸﾞﾘﾑ「お、おう！」

心做しかその場の全員がすっきりした表情をしていたのを、私は見逃さなかった

流石ヴィランズだね

＿＿＿＿＿

「アズくんごめん、遅くなっちゃった」

教室にはすでにアズールの姿

ｱｽﾞ「ええ、噂は聞いたので。大丈夫」

「噂？」

ｱｽﾞ「姫が監督生さんに制裁を加えた、と」

違いましたか？と言われ首を振る

「違うよ、私はただ、皆困ってるみたいだったから…」

だめだったかな、と眉を下げる

アズールは一瞬目を見開いて、それから優しく微笑んだ

ｱｽﾞ「姫はいい子だ」

頭を優しくなでてくれる

ｱｽﾞ「でも、ユニーク魔法を使用したみたいですね？」

「うっ、それも風の噂？」

ｱｽﾞ「全く…自己犠牲はやめろと言ってるだろ」

眼鏡のレンズの向こう側で、彼の瞳がきらりと光った気がした

「ごめんね」

ｱｽﾞ「で、体は大丈夫なんですか？」

「ウン、平気」

本当ですかね、と見つめてくる

「へーきだから、早く勉強しよ！」

本当は腕、めっちゃ痛いけど