六話 ページ8
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“あれは七海に恋してるよ”
突然そんなことを言われ、意識しなくても顔に熱が集まるのが分かる。
『っ…へ、変なこと言わないでよ〜。
少なくとも私は、そんな事…思ってないよ』
と、何故か自信が無くなる語尾
待って待って、これじゃ思ってるみたいに聞こえるじゃん
「ふうん？まっ、七海が言うならそういう事にしてあげる。」
…ほらぁー！！
『違うってば！…だって、翔と別れたばっかだし…』
＿翔はひと月程前に別れた元彼。
入社時の研修から同じで、部署は違えどよく飲みに行ったりして互いに惹かれていった。
これから大きな障害も無くゴールイン、なんて考えていたけど翔は理由も言わずに“別れる”の一点張り。
挙句、“会社辞めろ”と言ってきた時には驚いた。
「あー、……でも新しい恋も始めるべきじゃない？
あっ…忘れてたけどストーカーってどうなった？」
『…そういえば、いつの間にか居なくなってたねぇ。』
「いつの間にかって…あのさ、そういう所だからね」
『え？』
「はぁ、アンタの自分に無頓着な所がストーカーを生み出してんのよ。」
呆れた様子の紗月に一瞬思考が止まる。
『えっ、私のせい…？』
「もー…また何かあったら言いなさいよ？ちゃんと私が匿ってあげるから！」
『うん。ありがと』
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詠(ながめ)(プロフ) - もっちりお餅さん» 読んでくださりありがとうございます！！最高、いただきました(笑)更新遅いと思いますが、頑張りますね！！ (2020年11月11日 22時) (
レス) id: 1880d87565 (このIDを非表示/違反報告)
もっちりお餅 - 最高です。 も〜、、、。 惚れてまうやろがい( T_T)＼(^-^ ) (2020年11月11日 18時) (レス) id: bb2f7a8e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詠(ながめ) | 作成日時：2020年9月24日 21時
