五話 ページ7
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「で、どうなのよ。」
『なにが？』
「ジェイド・リーチ君は。」
そう言ってからビールのジョッキに口を付ける紗月。
今夜は定期的に行っている2人だけの飲み会
いつもの居酒屋、いつもの席を取って愚痴や相談をしている。
『あぁ、ジェイドくん？
覚えも早いし、日本語も上手くなってきたからそろそろ電話対応させようかなぁって思ってるよ。』
「まあ確かに彼、我が強くないし、敬語徹底してるしそろそろ大丈夫かも…………違う違う！
社員としてじゃなくて、男として！」
ダンッとジョッキを置いて食い気味に言った紗月。
『えぇ……めっちゃ弟と接する感じだった。』
弟居たことないけど
「はぁ…ないわー。同い年に、しかも海外社員にその感情はないわー。」
先輩といい、紗月といい、
ここの会社には色恋沙汰しか考えない女性社員しかいないの？
「アンタらの業務態度は、傍から見たらカップルのそれなんだよ！」
『えっ、エスパー？』
ビシッと指摘され、思わず固まる。
「口に出てた。…てか、まさか無自覚！？」
『なんか、ごめん…？』
「…ったく。七海は兎も角、あっちはそれなりに意識してるよ。」
『えぇーそんなことないよ。他の社員さんとも楽しそうに話してたと思うんだけど…』
「はぁ？何言ってんの、七海を見つめる目は完っ全に他の社員と違うから」
“あれは七海に恋してるよ”
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詠(ながめ)(プロフ) - もっちりお餅さん» 読んでくださりありがとうございます！！最高、いただきました(笑)更新遅いと思いますが、頑張りますね！！ (2020年11月11日 22時) (
レス) id: 1880d87565 (このIDを非表示/違反報告)
もっちりお餅 - 最高です。 も〜、、、。 惚れてまうやろがい( T_T)＼(^-^ ) (2020年11月11日 18時) (レス) id: bb2f7a8e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詠(ながめ) | 作成日時：2020年9月24日 21時
