十話 ページ12
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「七海ー、この資料なんだけどさ…」
『ありゃ、記載ミスかなぁ…こっちで確認しておくよ。』
「ありがと。
…じゃあ、あたしはこっちやっとくね。」
『うん、よろしく。』
プロジェクトが本格的に始まり数ヶ月が経ったが、デスク周りの賑やかさは鎮まらなかった。
今回のプロジェクトは会社初の試み
いつもよりみんなの気合いが入っていて、皆のモチベーションは下がることを知らない
『んー、これジェイドくんの管轄か…』
「リーチさんなら電話に出に行きましたよー」
“電話”というワードにピクリ、と思わず反応してしまう。
プロジェクトの概要説明後から続くストーカーにここまで侵食されているとは…
そう考えながらも、教えてくれた社員に礼を言って一旦廊下へ出る。
電話ならば会議室辺りだろうと目星を付け、今使っていない会議室を探した
『あ、いた。』
ボーダーのデザインが施された会議室のすりガラスから見えた、日本人より高い位置にある特徴的なターコイズブルーの髪が目に入る。
逆光のせいか、横から垂れる黒髪は見えなかったけど
電話が終わるまで待ってようかな。
そう思って扉の近くで待っていると、すぐに扉が開く音が聞こえた
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詠(ながめ)(プロフ) - もっちりお餅さん» 読んでくださりありがとうございます！！最高、いただきました(笑)更新遅いと思いますが、頑張りますね！！ (2020年11月11日 22時) (
レス) id: 1880d87565 (このIDを非表示/違反報告)
もっちりお餅 - 最高です。 も〜、、、。 惚れてまうやろがい( T_T)＼(^-^ ) (2020年11月11日 18時) (レス) id: bb2f7a8e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詠(ながめ) | 作成日時：2020年9月24日 21時
