Ep.1-17 ページ20
Aside
「オ、オイ…ユウ。いきなりキツいこと言い出してどうしたんだゾ。
それに、アイツに報告はちょっと待つんだゾ！！」
戸惑いつつもユウくんとスマホを取り出した僕に言うグリムくん。
「そんなんだから2人とも歯が立たないんだよ。」
戸惑いを隠せない皆へとさらに強いストレートパンチを食らわせるユウくん。
「ぐっ……しかし……一体どうしろと言うんだ。」
「ちゃんと作戦を立てるべきだと思う。」
「作戦？それって皆で仲良く協力しろってこと？
ハッ、なにソレ寒っ。よくそんなダセェこと真顔で言えんね。」
「同意だ。こいつと協力なんか出来るわけない。」
2人の協力を仰いだが、拒否されてしまう。
「でも……。
入学初日で退学って、もっとダセー気がするんだゾ。」
おっとここでグリムくんのカウンター！
怯んだ彼らにユウくんは1つ提案があると言って協力を促す。
渋々、といった様子で協力すると言った2人は作戦を聞いて行動に移す。
どうやら大丈夫そうだと思った僕は出来るだけ気配を消してから、少し離れて空中で様子を見守ることにした。
ひよっこ1年生には経験を積んでもらわなきゃいけないからね。
エースくんとグリムくんの魔法によって怯んだゴーストがデュースの大釜によって押さえつけられる。
その隙に3人は魔法石を取りに再び炭鉱内へと急ぐ。
しかし、大釜一つでは足りないようですぐにゴーストは大釜を押しのけようと足掻いている。
すぐにデュースくんが追加の大釜を召喚してその内に3人は魔法石を取りに行く。
「魔法石はゲットした！ずらかるんだゾ！」
「了解っ！」
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20,000hit超え、ありがとうございます！
これからも頑張ります！！
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作者名：詠(ながめ) | 作成日時：2020年5月16日 21時
