128 有名なハナシ ページ10
ｼﾞｬｯｸ「結構前から噂になってたぞ。レオナ先輩の魔力をたくさん取り入れているからか、Aの身体からレオナ先輩の匂いがしてる。俺たち獣人は鼻が良いから、誰の魔力か判断が出来る」
『…便利な鼻だね』
ジャックと廊下を歩きながら自分の腕や服などの匂いを嗅ぐ。
…人間の鼻しか持ってない僕にはレオナの匂いなんて全くしない。
あの後クルーウェル先生の誤解を解くことは出来たが、レオナに動物言語学を学ぶことは変わらない。
『ちなみにジャックは動物言語学何点だったの？』
ｼﾞｬｯｸ「100点」
『だよね』
当たり前だ、と自慢げなジャックに笑いながら、ふと、張り出された掲示板の前で頭からイソギンチャクが生えているマブたちを発見する。
……やっぱり原作通りなのか。
にしても今回はどうやってオバブロを阻止しよう。
最近、異世界に来た副作用なのか、ツイステに関する記憶がかなり薄れてきている気がするせいで、詳細に何が起きるかを思い出すことが出来ないのだ。
最初の方に書いておいたメモも、詳しい事までかいていない為、誰がオーバーブロットするか、ってことしかわからない。
『…とりあえず、アズールを褒めて褒めて褒めちぎろう』
「Aさんに褒めていただけるんですか？それはそれは…光栄です」
『ひぃッ、いつの間に！！』
急に現れたアズールに驚き、僕は隣にいたジャックの尻尾を掴んでしまい、ジャックから、きゃいん、と言う信じられないほど高い声が出る。
…どこから出したんだ、その声。
と思いながら、ずれた眼鏡をかけ直し、アズールに向き直る。
ｱｽﾞｰﾙ「Aさんに褒めていただけるようなこと、僕は何かしましたでしょうか？」
『え？あー…えっと、アズールはいつも頑張ってるからね。ほら、グリムのために特別にノートつくってくれたみたいだし…アズールって良い子だなーっと』
ｱｽﾞｰﾙ「僕は良い子、ではありませんよ？現に、今から貴方は僕のモノになるのですから」
『え？』
スッと僕の腕を取ったアズールは、にっこり笑いながら僕の腕に薄紫色の腕輪の様な物をつけた。
真中にクリスタルの様な物が埋め込まれている。
『こ、れは、なに、かな………？』
ｱｽﾞｰﾙ「GPS付きのブレスレットです。グリムさんとの契約により、今から貴方は僕の秘書です」
『秘書…？え？』
32歳三十路監督生…秘書になりました。
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shiba(プロフ) - ツナマヨさん» コメントありがとうございます！一気読み、ありがとうございます！感激です！！！これからも、応援等々よろしくお願いしますね！！ (2021年5月25日 17時) (
レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 白玉うどんさん» コメントありがとうございます！！好きだと言っていただけで本当にうれしいです！！これからもよろしくお願いしますね！！ (2021年5月25日 17時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 睦月夜烏さん» コメントありがとうございます！アズールの刈り上げは最高だと思うんです！！笑これからもよろしくお願いします！ (2021年5月25日 17時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - Makua*ぼっちさん» コメントありがとうございます！そうなんですよ、オクタ可愛いんです！！！刈り上げ最高です笑 (2021年5月25日 17時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - misérableさん» 毎日チェック嬉しいです、本当に亀更新すぎて申し訳ないです泣これからもよろしくお願いします！！ (2021年5月25日 17時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiba
| 作成日時：2021年4月6日 13時
