126 天と地の差 ページ8
ついにやって来ました、今日は試験結果の発表日です。
ｸﾙｰｳｪﾙ「よし子犬ども、授業を始めるぞ。行儀よくおすわりしろ。今日はまず、テスト返却を行う」
クルーウェル先生がいつも通り、鞭を手に打ちながら言う。
隣に座っているデュースは、いよいよか、と少し緊張気味であるのに対し、グリムは余裕そうである。
ｸﾞﾘﾑ「にゃっはー！テスト返却！センセー早く！」
ｸﾙｰｳｪﾙ「グリム、はしゃぐんじゃない。ステイ…ステイ！！」
クルーウェル先生は、出席番号順にクラスメイト達の名前を呼んでいく。
ちなみに、僕は一番最後だ。
ｴｰｽ「やった！92点！！」
ﾃﾞｭｰｽ「88点！？お、俺が80点以上取れる日が来るなんて………」
『う、わぁ、びっくりした…急に大きな声はやめて…心臓に悪…むぐぅッ！？』
ｸﾞﾘﾑ「見ろ、A！オレ様、85点だゾ！！やったんだゾ！！！」
『むがッ』
いや、見えない見えない。
グリムが僕の顔に抱き着いているせいで何にも見えない。
ぷは、とグリムを引き剥がして点数を確認しようとしたとき、クルーウェル先生の声が響く。
どうやら僕の番のようだ。
ｸﾙｰｳｪﾙ「A…Good Boyだ。クラス最高得点だ、よく頑張った」
『え…？』
にっこりご機嫌そうに微笑んでいるクルーウェル先生から手渡された解答用紙には、100点の文字。
ｸﾙｰｳｪﾙ「特にマンドラゴラの効能については良く書かれていた。Perfectだ」
『ジャックと一緒に勉強したので…ジャックのことも褒めてやってください』
ｸﾙｰｳｪﾙ「いいだろう」
僕はにっこり笑い、エースたちの元へと戻る。
ｴｰｽ「どれどれ〜Aは何点………って、100点！？はぁ！？」
ｸﾞﾘﾑ「ふなッ！？ま、負けたんだゾ…！！」
ﾃﾞｭｰｽ「100点とか、本当にとれるやついるんだな……」
『錬金術だけは自信あったんだ。他は難しかったから、散々な点数だと思うよ』
ｴｰｽ「流石優等生。100点とか…格が違ぇわ」
そう言っていたエースだったが、その後の僕の返却されたテストを見て、腹を抱えて笑っていた。
動物言語学20点
防衛魔法50点
実践魔法45点
魔法薬学62点
魔法史88点
錬金術100点
ｴｰｽ「グリムとずっと一緒にいるのに動物言語学20点って…赤点じゃん！笑」
『だってグリム人間語なんだもん！！』
ｸﾞﾘﾑ「ふなッ！？」
ﾃﾞｭｰｽ「人間語ってなんだ」
127 そうです僕はバットボーイ→←125 何がとは言わん。
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shiba(プロフ) - ツナマヨさん» コメントありがとうございます！一気読み、ありがとうございます！感激です！！！これからも、応援等々よろしくお願いしますね！！ (2021年5月25日 17時) (
レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 白玉うどんさん» コメントありがとうございます！！好きだと言っていただけで本当にうれしいです！！これからもよろしくお願いしますね！！ (2021年5月25日 17時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 睦月夜烏さん» コメントありがとうございます！アズールの刈り上げは最高だと思うんです！！笑これからもよろしくお願いします！ (2021年5月25日 17時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - Makua*ぼっちさん» コメントありがとうございます！そうなんですよ、オクタ可愛いんです！！！刈り上げ最高です笑 (2021年5月25日 17時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - misérableさん» 毎日チェック嬉しいです、本当に亀更新すぎて申し訳ないです泣これからもよろしくお願いします！！ (2021年5月25日 17時) (レス) id: 54373bcd9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shiba
| 作成日時：2021年4月6日 13時
