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＿そこから2人で何気ない会話をしながら教室へ向かう。
話したこと無かった一之瀬くんだけど、実は驚くほど趣味が私とあった。
「オレ、甘いの好きなんだよなぁ」
「私も!駅前のケーキ屋さん行ったことある?」
「あるある!あそこのタルト美味いよな」
「タルト食べたことないんだぁ。いつもレモンパイ頼むからさ」
「マジかよ。あのお店のイチゴタルトとマロンタルト有名だぞ」
「うっそ、知らなかった!有名なら今度食べてみるね」
「美味すぎて驚くなよ〜?」
なんて今日初めて話したとは思えないほど、意気投合。
そしてその場のノリで連絡先も交換して、わかれた。
教室に入って席に着くと、友人たちが私の席の元へ集まる。
そして興奮した様子で、
「いっちーと付き合ってんの!?」
と声を荒らげて聞いてくる。
一瞬呆気にとられるが、笑いながらそれを否定する。
「んなわけない。一之瀬くんと話したの今日が初めてだし」
「はじめて」
「んで朝練を一緒にしただけ」
「朝練を…一緒に…?」
「まって今日朝練休みなんだけど」
「ってことは…?」
「「2人きりで!?」」
…うるさい。
2人は嬉しそうにキャーキャーと声をあげながら、飛び跳ねる。
否定しているのに何故。
頭を抑えながらため息を着くと同時に、担任が入ってきた。
「お前らさっさと席につけ〜」
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「今日の体育、4組と合同らしいよ」
「え、うそ！やだ、一之瀬くんいるじゃんっ！」
4限目は体育。
合同授業みたいで、更衣室ではワイワイとした声が響く。
先に着替えた私は話を聞きながら、一之瀬くんが4組だと知る。
…って馬鹿馬鹿。何考えてるんだ、私。
別に彼とはなんともないし、なんとも思ってない。ただの友人だ。それだけ。
「Aちん、いこ〜」
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今日の体育はバスケだった。
そうなると必然的にバスケ部は何かと借り出される。
パス練習の担当になり、パスのやり方をみんなに教える。
もちろん1人だけでは難しいので、一之瀬くんと教えることに。
「基本的なパスは胸から出す、チェストパス」
彼が私に向かって優しくパスを出すと、女子の黄色い歓声があがる。
そしてチームを組ませてパス練習をさせてみれば、
女子は一之瀬くんに声をかけ、やり方を教わろうとしていた。
…うん、一之瀬くんモテるんだな。
あの子たちのことは一之瀬くんに任せよう。
私は残りの人たちにやり方を教えていた。
『小エビちゃん、パスつぇ〜』
『手加減なし、ってことだな』
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ロスト(プロフ) - もう、好き (2021年6月19日 20時) (
レス) id: 467929d968 (このIDを非表示/違反報告)
あおやま そら。(プロフ) - ぽ汰さん» 遅くなってごめんなさい！はじめまして！コメント、そしてお祝いもありがとうございます〜！！(*>ω<*) なかなか終わらずごめんなさい笑 大好き、って言って貰えるとめちゃくちゃ嬉しいです！更新頑張ります！よろしくお願いします！！ (2020年9月7日 2時) (レス) id: 8b20927906 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ汰(プロフ) - 赤星おめでとうございます！いつも読んでます！このお話ほんと大好きです！更新頑張ってください！ (2020年9月3日 22時) (レス) id: 3434031d26 (このIDを非表示/違反報告)
あおやま そら。(プロフ) - 色々解釈できちゃうので「ツイステのハピエンとはこれだ！」とは答えが出しづらいですね笑 なので、はなさんが好きだ！と思った解釈？をハピエンだと思って、いいと思います！難しいですよね、長々とごめんなさい！泣 答えにはなってませんが、参考になれば嬉しいです… (2020年8月10日 2時) (レス) id: 8b20927906 (このIDを非表示/違反報告)
あおやま そら。(プロフ) - ﾂｲｽﾃのハピエンとは？については、人それぞれってなっちゃうんですよね…作品自体が謎やら多めで、監督生についても謎が多いのでこれだ！っていう確証が出来ないんです…だからﾊﾋﾟｴﾝでも元の世界に帰ること、ツイステの世界残ること、その他…と(続きます！) (2020年8月10日 1時) (レス) id: 8b20927906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおやま そら。 | 作成日時：2020年6月6日 0時
