48：野生 ページ1
ユウ「あ…」
A「…落ち着いた？」
ユウ「…っ！ご、ごめんなさい。ぼ、僕…」
イデア「…遂に監督生氏にも超常現象…？」
A「違う、違う。本能で同郷なのが分かって、寂しくなっただけだよ。ね？」
ユウ「…え？そうなんですか…？」
イデア「本能で分かるものなの…？監督生氏、野生じゃん…」
ユウ「いえ…これでも都会生まれの都会育ちなんですが…」
戸惑った表情を浮かべるイデア君にユウ君も同じ表情を浮かべていた
ジェイド「本能で泣くとは興味深い現象ですね。一体、どんな感覚がしたので？」
ユウ「え、いや、なんか…暖かくて、懐かしくて、でも、寂しいような何かがブワってしたというか…」
フロイド「意味わかんねー」
アズール「表現が抽象的すぎますよ」
ジェイド「おやおや…情緒不安定時のアズールと似たような感じですね」
アズール「ジェイド！」
皆、首を傾げるも等の本人が分かっていないようなので、きっと誰も原因を究明出来ない筈だろう
クロウリー「ふむ、不思議な現象ですねぇ。ですが、まぁ…良いでしょう。仕事の時間なので、私はそろそろ失礼しますよ！」
A「あぁ、そう言えば…クロウリーさん。大樹の件に使う物を色々と購入したいのですが、街に何処か良い店はありませんか？」
クロウリー「おや？街に出ずとも学園の購買ならなんでも揃っていますよ。監督生君！」
ユウ「あ、はい！」
クロウリー「彼女をミステリーショップまで案内してあげて下さい。後…大樹の場所も」
グリム「人使いが荒いんだゾ…！俺様はそんな面倒事嫌だからな！」
クロウリー「おや？そんな事を言っていいので？Aさんを手助けしてあげれば、生活費を増やしてあげようと思っていたのですが…やりたくないのであれば致し方ありませんねぇ」
グリム「やるんだゾ！ひゃほー！！これで高級ツナ缶が沢山食べれるんだゾ！」
ユウ「生活費が増えるのは助かるなぁ。これでまともな食事ができるね、グリム！」
まともな食事
その言葉に私はピクリ、と反応した
A「…ユウ君、今日の朝ごはんは何食べたの？」
ユウ「…？パンです」
A「…昨日の朝ご飯、昼ご飯、夕ご飯は？」
ユウ「パンと、昼はちょっと贅沢にパスタ、夜は白米ですね」
私はその回答に固まった
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零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年1月29日 14時) (
レス) @page2 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
葉紅(プロフ) - もう更新しないんでしょうか？すごく面白いので続きが見たいです。更新楽しみにして待っています！ (2021年2月10日 14時) (レス) id: 915a610475 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - まんばちゃん初期刀です！(迷わず選んだ子)これからも無理せず頑張ってください！ (2020年9月28日 12時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沖縄県産マンゴー
| 作成日時：2020年9月27日 18時
