アズカバンの囚人が8人 ページ8
ジャックside
ジャ「ディメンターがどうかしたのか？」
ディメンターっていうのはさっき校長が話してたヤツだよな？それとハリー達に何の関係があるんだ？
疑問に思った俺が、話の続きを促すと、ハリーが苦々しげに言葉を放つ。
ハリ「あの列車でのことさ。アイツらは僕がディメンターを見て気絶したことが心底おかしくてたまらないんだ」
レギュ「ディメンターが列車に！？ありえませんよ、そんなこと...」
レギュラスが絶句すると、その言葉を聞いたハリー達が一斉に驚いた顔を向けた。
ロン「ありえないって、実際に入ってきただろ？知らないのか？」
彼らの視線で自分が失言をしたことに気づいたレギュラスが慌てて取り繕う前に、Aがスッとフォローをいれてくる。
A「私達、その時寝てたからさ！」
ハー「あの騒ぎの中を！？」
ラギ「爆睡してたッスね」
ハリ「ここにいる全員！？」
レオ「まあな...」
呆れたような、感心したような声で「そっか...」と声を絞り出した3人は、先輩方のファインプレーもあり、一応は納得してくれたようだ。
ハリ「じゃあやっぱり、あの時気絶したのは僕だけだったんだ...」
ロン「僕だって嬉しくはなかったさ。なんだか身体の内側を凍らせるような...そうだろ？」
レギュ「忘れることです、ハリー。アレは幸福というものをその場から吸い取ってしまう。大の大人ですらアレのそばにいたら、だいたい気が狂って弱っていきますよ」
ジャ「まあ、マルフォイの言うことなんて気にすんなよ。次の試合でかましてやれ」
落ち込むハリーに慰めの言葉をかけると、段々と元気を取り戻したらしいハリーは、次の話題にうつっていった。
A「それにしてもハーマイオニー...この日の午前中の授業、９時「占い学」。そしてその下に9時「マグル学」更にはその下にも「数占い学」が9時...いくら君が優秀でも、ちょっと無理がありすぎやしないかな」
グリ「ふな！？三つの授業にいっぺんに出席できるのか？」
いや、ちょっとどころか大分無理があるだろ。
しかし、ハーマイオニーはA、ユウ、グリムと額をひっつき合わせるようにして時間割を見ながら、少しだけおかしそうに笑顔を見せた。
ハー「バカ言わないで。一度に3つのクラスに出るわけないでしょ。大丈夫。ちゃんとマクゴナガル先生と相談して決めたわ」
その言葉にラギー先輩が「レオナさんも少しは見習ってくれませんかね...」と首をふりつつため息混じりにもらした。
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ANMZK - 面白かったです❗️これからも頑張ってください😆 (5月12日 20時) (
レス) @page46 id: 7555f05ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ANMZK - 最っ高です❗️次の話も楽しみにしてます❗️ (5月5日 21時) (レス) @page44 id: 7555f05ef4 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬みかづき(プロフ) - ものすごく面白いです！声をあげて笑ってしまいました。更新これからも頑張ってください！ (2023年3月20日 7時) (レス) id: 41859a0eac (このIDを非表示/違反報告)
hEllomONing(プロフ) - この作品大好きです！いつも笑いながら読ませていただいています！！！無理せず更新頑張ってください！ (2023年3月6日 5時) (レス) @page32 id: 79441643a0 (このIDを非表示/違反報告)
宵凪(プロフ) - すッッッごい好きです！！！！！更新これからも頑張ってください…！とても楽しみにしています！ (2023年2月26日 10時) (レス) @page30 id: 47abe22f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷちとまと | 作成日時：2022年5月31日 23時
