アズカバンの囚人が45人 ページ46
Aside
ボーッとながめている間にも話は進んでいく。
シリ「ジェームズとリリーは私が勧めたからお前を『秘密の守人』にしたんだ。完璧な目眩しだと思ったんだ。ヴォルデモートはきっと私を追う。お前のような弱虫の、能無しを利用しようとは夢にも思わないだろうと...。お前がスパイだと言うことも見抜けずに!」
ピータ「なんのことやら...なにを話しているやら...リーマス!君は信じないだろう!?こんな馬鹿げた...」
リマ「はっきり言って、ピーター、なぜ無実の者が、12年間もネズミに身をやつして過ごしたいと思ったのかは、理解に苦しむ」
感情の起伏を示さずそう言うルーピンに、必死に縋り付くピーター
ピータ「無実だ!でも怖かった!いつまたヴォルデモート支持者に襲われるかと思うと」
シリ「よくもそんなことを!私がどれだけお前を恨んだことか。アズカバンでの爆破事件。アレのおかげで私はあそこから逃げ出し、こうしてお前を追い詰めることができた!どこの誰だか知らないが、礼を言いたいくらいだよ」
スッと顔を下に向けるレギュ
そんな彼をジト目で見る。お巡りさん、この人です。
ここで遂に今まで驚きで固まっていたスネイプ先生が動いた。
セブ「なんにせよ、全員捕まえてアズカバンに突き出せば、話は終わるというものだ」
抜け目なく、シリウス・ブラック、ルーピン先生、ピーター・ペティグリューと交互に杖を向けるスネイプ先生。
それを見たピーター・ペティグリューはまた逃走を図ろうとする。
飛んでくる呪文を必死に避け、出口のあるこちらへと突っ込んでくるその男を慌てて避けようとしたが、狭い部屋ではほとんど身動きが取れず、正面衝突してしまう。
そしてあろうことか、今まで丁重に運んできた薬が床へと放り出されてしまったではないか。
ユウ「あっ...」
ラギ「あちゃー...」
レオ「やっちまったな」
頭の奥で何かがプッチーン☆と切れる音がする
チラリとこちらを見た後、立ち上がりまた逃げ出そうとするその男の肩を掴み、ニッコリと笑う
A「歯ァ、食いしばりな」
握りしめた拳を、男の顔目掛けて放つ。
ジャ「さすがA。綺麗な右ストレートだ」
ロン「うわぁ、あれは痛いよ」
床に倒れ込んだピーター・ペティグリューはそのまま動かなくなった。私達の努力を全て無にしやがって、コンニャロめ。
プンスカしながら、目を丸くしている先生方に声をかける。
A「とりあえず、いい加減ここを出ません?」
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←アズカバンの囚人が44人
348人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ANMZK - 面白かったです❗️これからも頑張ってください😆 (5月12日 20時) (レス) @page46 id: 7555f05ef4 (このIDを非表示/違反報告)
ANMZK - 最っ高です❗️次の話も楽しみにしてます❗️ (5月5日 21時) (レス) @page44 id: 7555f05ef4 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬みかづき(プロフ) - ものすごく面白いです!声をあげて笑ってしまいました。更新これからも頑張ってください! (2023年3月20日 7時) (レス) id: 41859a0eac (このIDを非表示/違反報告)
hEllomONing(プロフ) - この作品大好きです!いつも笑いながら読ませていただいています!!!無理せず更新頑張ってください! (2023年3月6日 5時) (レス) @page32 id: 79441643a0 (このIDを非表示/違反報告)
宵凪(プロフ) - すッッッごい好きです!!!!!更新これからも頑張ってください…!とても楽しみにしています! (2023年2月26日 10時) (レス) @page30 id: 47abe22f42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷちとまと | 作成日時:2022年5月31日 23時