賢者の石41つ ページ45
Aside
ユウとトイレの個室前で押し問答していると、キイッと音を立ててドアがゆっくり開いた。
ハー「ねえ、A。今の話本当...？」
A「え、何、どれの話！？」
ハー「スネイプ先生達や、ロン達に私の事友達だって言ってくれたって...」
A「あ、うん！それはマジ。"ハーマイオニーは誰よりも多く魔法の知識を持った尊敬すべき魔法使い。そんな素敵な子、仲良くなりたいと思わないわけがない"てスネイプ先生達に言ってやったったw」
そう言うと、ハーマイオニーは泣きながら私とユウに抱きついてきた。2人でしっかりと抱きとめる。
ハー「ごめんなさい。私...2人に酷いこと......」
ユウ「別に気にしてないよ！」
A「そうそう。あ、でも、まだハーマイオニーの口から大事な言葉聞いてないなー」
ニヤニヤしながらハーマイオニーを見ると、戸惑ったようにこちらを見返している。ユウは何を言うか分かったのか、微笑みながら見守っている。
A「ねえ、ハーマイオニーにとって私達は何？？知り合い？ただの同級生？」
そう問いかけると、ハーマイオニーは驚いたように瞬きをし、次の瞬間には花が開いたような笑顔を浮かべてキッパリと言い切った。
ハー「私にとってユウとAは、とっても大切なかけがえのない親友よ！！」
それを聞いて私達の顔にも笑顔が浮かぶ。
A「よっし！じゃあ、改めてよろしくね！ハーマイオニー！！」
ハー「ええ！！！」
3人で抱き合ったまま、微笑み合う。ここトイレだけど。さて、もう一度言おう。女の子が笑顔で抱き合っている。トイレで。しかも一人は泣いた後である。ナニコレ、すっごくシュール。まあ、気にしたら負けだ。
ユウ「さ、大広間に戻ろっか。他の皆も心配してるし」
A「そうだね！しかも今日はハロウィンだから、いつもと違うご馳走が出てるはず！ワクワクするなー！結局ハロウィンらしいこと何もしてないし、そこら辺の先生や先輩方に"トリックオアトリート"言って回ろっかなー」
ユウとハーマイオニーも一緒にやろーぜ。と誘うと、ちょっと迷った後、「やろうかな」と返事が戻ってきた。おっと予想外。絶対止めるかと思ってた。
まあ、ハロウィンだしね。テンション上がると、いつもとは違うことしたくなるものだよね！！
トイレの鏡でなんとか泣いた跡を隠そうとするハーマイオニーを見ながら、そう呑気な事を思う。この後何が起こるのかも忘れたまま。
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朔月 望(プロフ) - ジャミル先輩大分はっちゃけてますねwwwルーク先輩の全てを狩るものの怖さにビビりましたwwwとっても面白かったです！ (2022年8月23日 1時) (
レス) id: 53ec205f67 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - ダイソン呼びに爆笑しました！wそして推しの寮！！最高すぎです！！ (2022年6月23日 22時) (レス) id: 2ea77c9340 (このIDを非表示/違反報告)
ぷちとまと - おからクッキーさん» 教えてくださりありがとうございます！実はだいぶ前に気づいたのですが、今更変えるのもなーと思ってそのままにしてます。誰に言ってるか分かればいいかなーと。でも指摘頂いたと言うことは皆様気になってるかもですね！ちょっと考えてみます！ (2021年6月29日 20時) (レス) id: 82f5b4b318 (このIDを非表示/違反報告)
おからクッキー(プロフ) - 突然コメントすみません！夢主さんのフロイドからのあだ名オルトくんとかぶってます…！ (2021年6月27日 19時) (レス) id: 7adc3e410f (このIDを非表示/違反報告)
ぷちとまと - ﾗｲｱ@liar_onlookerさん» わぁい！そこを気に入って頂けるとは...！嬉しいです。お読みいただきありがとうございます！ (2021年1月24日 23時) (レス) id: dca9d22672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷちとまと | 作成日時：2020年8月30日 16時
