歪んだ世界に舞い降りた醜い(？)少女【ツイステ】

紅の薔薇 ページ9

学園長がいなくなった入学式…



一体何をしている？既に始まっているはず……時間を守れないと言うのかい？




そして連れて来られたのは逃げ出した新入生と灰色の猫の様な生き物、



闇の鏡に名を告げる新入生はAと名乗った。




…あまり聞かない響きだな






そしてしばらくの間を置き、闇の鏡はハーツラビュルと言った。




…ボクの所か、




然し次の瞬間、次々と他の寮を挙げられた。



なんでも魔力の量と質が他と比べて桁違いと言う、どの寮にも相応しく、相応しくない…だと！？





「どうでもいいけど…人が多いね、大事な式でもやってるの？」


『今は入学式だからね、ほぼ全員が此の鏡の間に集まっている』


「そう…」



Aはそう呟き、ボクを見た。…其の一瞬だけ、式典服のフードで隠された顔が見えた。








宝石の様に輝く、美しい瞳が……





思わず息を呑んでしまった、あんなに綺麗なものを何故隠しているのかを……そう疑問に思ってしまった。







気がついたらAはいなくなっていた、学園長の姿がないから後を織ったようだ。





「…リドルさん、取り敢えずあの狸を止めましょう」




アズールにそう言われ我に帰る、或れはハートの女王の法律に罰せられる行為だ！







…もし、Aがここに入学するなら、










ボクは喜んで歓迎しよう。















そして、ボク達ハーツラビュル寮へ連れて行くとしよう………

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