歪んだ世界に舞い降りた醜い(？)少女【ツイステ】

32話 ページ41

「ヒーッヒッヒ！10年振りのお客様だあ！」




「ゆっくりしていきなよ…




永遠にね！」




2体のゴースト君はそう言って、私達に襲い掛かって来た。


「ふぎゃぁ〜〜〜っ！！ででででたーーーっ！！！」


『此処にもゴースト居るんだ…ん？永遠って事は、死んでも追いかけっこ？…めんどくさいね』



「バカ！落ち着けって！お前は何やべーこと言ってんだよ！」



「くそっゴーストに構ってる暇なんかないって言うのに…！」



『逃げるが勝ちって事？』



然し…オンボロ寮のゴースト君とは違う服装…ゴーストによって違うのかな？



「！！…な、なあ或れって…」



「じ、実在してたのかよぉ…！此処は撤退だぁ〜〜〜」



ﾋﾟｭ〜〜〜〜〜……



………え？



「たす、かった…？」



「ふにゃぁ〜〜〜…A助かったんだゾ〜〜〜…」ﾋｼｯ



『え？ん？あ…うん、』



良く分からないが…良かったのか？



「……ん？A？何処かで聞いた事ある様な……」


「お前見た瞬間に逃げるなんてな…或る意味魔除け効果？」



トラッポラ君にそう言われ、少し複雑な気持ちになった。




魔除け…そもそも或のゴースト君達、何故私を見てあんなに怯えてたのかな？

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