検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:22,929 hit

○4-11 ページ12

ユウ「んむむ………」


グリム「何顔しかめてんだ?」


ユウ「ライヴさんに、メールを……これでいいかなぁって」




文字の羅列を何度も目で追う。
誤字脱字は無いはずだけど……内容はこれでいいのかな。



ぬいぐるみがバレてたこと。
アズール先輩を始め、オクタヴィネルの3人が来てくれたこと。
そのおかげで昨日は穏やかな1日を過ごすことができたこと。



たかだかこんなことで連絡するのもどうかと思うけど、報連相が大事って言うし……しつこいくらいのが丁度いいのかな?ぐぬぬ、わからん。




ユウ「……ま、いーや!送信!!」




液晶をタップすると、液晶に俺が送ったメッセージが表示された。既読はつかない。それもそうか、ライヴさんは実家のお手伝いとかで忙しいだろうし。



ホリデーが明けるまでに見てくれればそれでいいや。



スマホをポケットにしまって、朝食に手を伸ばす。
今日これらを作ったのは主にフロイド先輩らしい。見るからに美味しそう。朝からこんなの食べられるだなんて幸せだ。



もちろん(?)写真を撮ってライヴさんに送った。なんて返ってくるかは俺にもわからない。




ユウ「美味しいね」


グリム「んまぁ!スカラビアとはまたちょっと違うんだゾ!!」


ジェイド「気に入っていただけて何よりです。フロイドもきっと喜びますよ」




朝はそんなに食べたくないけど、ついつい食べてしまうような美味しさだった。
ライヴさんもここにいたら最高の朝なんだけど……



あぁ、相当ライヴさん不足になっているらしい。会えたら真正面から抱きつこう。迷惑がられても知らない。嘘。ちょっと傷つく。




その後、魔法の練習やら勉強やら……濃かったけれど、なかなかに充実していた。
3時になるのもあっという間。豆知識を交えたアズール先輩の説明は、面白くて引き込まれる。久しぶりに勉強が楽しいと思えた気がする。




談話室で勉強していると、アズール先輩とジャミル先輩が退室した。
どうやら今から作戦を行うらしい。うぅ、俺には重大な仕事なんてないけれど、気を引き締めないと。変に足を引っ張るのは御免だ。

●4-12→←○4-10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
134人がお気に入り
設定タグ:ツイステ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年10月16日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。