【ツイステ】 Stoneface__WHITE.【男主】 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:36,225 hit

○3-4 ページ5

ジャックと共にオクタヴィネルへと向かい、異様な光景を見せられた。頭にイソギンチャクが生えるってどういう状況なの。

そもそも、だ。ライヴさんに貴重な時間を割いてもらってたのに最終的にあぁいうのに頼っているところが信じられない。許さねぇからな、覚えとけよ。

まぁ様子を見に行った後オンボロ寮に戻ってきた。
ミニテーブルの上には空になったティーカップ。それとクッキーが置いてあった。どこいったんだろう、空いた食器をそのままにしておくだなんて珍しい。

どこにいるんだろう？なんて思いつつ策を練る。
どうせ問題解決するとすればライヴさんもやることになるだろう。なんか申し訳ない。

ジャック「頭にイソギンチャクをつけられた奴らはテストで良い点を取るためにアズールと契約してまんまと編された、ってことで間違いなさそうだな。」

ユウ「ね。頭にイソギンチャクとか見てられない……」

ジャック「上位50位に入ることって条件だったようだが、あれだけ大量の生徒と契約していればほとんどの契約者が50位からあぶれることになる。

最初からアズールはそれを狙ってたってことか。」

ユウ「グリムが80点以上取るなんておかしいと思った…」

大きなため息が出てしまう。こちとら頑張ってそこそこの点数取ったっていうのに…なんだか努力が水の泡になった気がしてショック。

ジャック「ったく！他人の力で良い成績取ってもなんの意味もねえだろ。自分の力を周りに示せる機会を棒にふるなんざ、それこそバカだ。」

フン、と鼻をジャックに俺も頷く。本当にその通りだ。
まぁ、熱すぎるような気がしないでもないけど。珍しいタイプなんだろう、ハーツラビュルの件に関わったけどこんな生徒他にはいないし。

クロウリー「学園の生徒全員がハウルくんのように自意識強めで面倒くさい…いえ、真面目だったら私も苦労しないんですがねぇ〜。」

ジャック「ウワッ！学園長、ビックリした！」

ユウ「心臓に悪い！」

バクバクと脈打つ。驚きすぎて胸が痛い。不法侵入ですよ、他寮にもこんなことしてるんですか！？してなさそう！！不公平！！俺らばっかり苦労してる！！！

そんな俺らのことは露知らず、学園長はため息をついて言葉を続ける。少しは謝るような態度を見せてほしいね。

クロウリー「今年もアーシェングロットくんの "商売"を止めることができませんでした。」

ユウ「商売？どういうことですか？」