検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:250,660 hit

019 ページ19

@___
Aちゃん動画でないんですか??早く見てみたいです...!


最近、Aちゃんを動画に出して欲しいっていう要望が多い。俺としては視聴者さんのニーズに応えたいし、Aちゃん自身も大丈夫って言ってたから出すこと自体はいいんだけど、どうやって出すかなんだよね。


「ということでふくらさん、どうしたらいいと思う?」


「唐突だね。でもまあ...普通に出すんじゃあ面白くないし、こういうのは?」



そう言って見せられたスマホの中には、はなおさんからのコラボしたい所存!というメッセージ。確かに、ちょっと利用させて頂きたいところだ。



いいね、と答えてどういうふうに登場させるか考えるので。...うん、こうしよう。


「あのさ、Aちゃんに須貝さん忘れ物をここに届けに来てもらって...」


いい出来になるといいな。はなおさんもAちゃんもお互いに会ってみたい、と言っていたし、いい機会ではなかろうか。どうせならAちゃんが推しているすんとわがくんとのえりんも呼んでもらおう。あとキムくんとでんがんさんで完璧だ。



今回協力してもらうのははなおさん以外の人。ドッキリにかかるのははなおさんとAちゃんだけ。そうと決まれば早速日程を決めよう。
伊沢がドッキリ考えるのってなんか面白いね、なんていうふくらさんを横目に、俺ははなおさんにいつ空いてますか、とメッセージを送った。



.


今日は午前だけ講義を取っているので午後からは暇。オフィスにでも行こうかな、と思ってた矢先にスマホの通知音が鳴った。


お兄ちゃんすまん!俺の家からてさ玄関にあるクリアファイル一式もってきてくんない?今日の編集に必要なんだよ!


合鍵を持っている私はおけまる!と書かれたスタンプだけ送って、電車に乗ってお兄ちゃん家に向かった。お兄ちゃん家に行って、タクシーを拾ってオフィスに向かったらいいかな。多分20分くらいでオフィスにつくだろう。



こんにちはー、と扉をあけると、玄関にあったのはお兄ちゃんの靴だけだったので、他の人は誰も来てないんだな、と思った。
お兄ちゃん、博士課程とはいえ暇な時は滅法暇そうにしてるからな、今日はきっとそういう日だったんだろうな。なんて考えながら靴を脱ぐ。


普通ならいるはずのパソコンが沢山置いている編集室にはお兄ちゃんはいなくて、おかしいな、と思いながらもじゃあここかな、と撮影とかをする部屋に向かった。

020→←018



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
363人がお気に入り
設定タグ:QuizKnock , クイズノック
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

かすがわ(プロフ) - 楽しく小説読ませていただいてます! 少し気になっしまったので、言わせていただくのですが、福良さんは河村さんのこと確か「河村」呼びだった気がします…! (2019年9月19日 23時) (レス) id: 13a71039dd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おとわ | 作成日時:2019年9月5日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。