理系女子の活動日誌【QK】 (ページ8)

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なんで高専入ったんですか、か...話したら長くなりそう。

｢私と駿貴くんは6歳離れで、私が中1の時、もう駿貴くんは東大に入って理系を学んでたんだよね。私にとって1番近くて1番憧れの存在が駿貴くんだったの｣

今日は何をしたの？と聞くと、決まって嬉しそうに、わからないことをキラキラした目で話すお兄ちゃんに、私は憧れと同時に遠くなった、と思ったことを覚えている。

｢私がわからないことを知っている駿貴くんがどこか遠く感じて、でも同じところで同じような学問を学ぶのは駿貴くんをコピーしていくだけだから、それはやめたかったの。そんな時、高専っていう、理系を学べるところがあるのを知ったの｣

今の私の学力のままで言ったら大丈夫だと、先生に教えてもらって、順位も成績も下がらないように、無理せず勉強を頑張った記憶がある。

｢行きたいとこは幾つかあったけど、やっぱり高専の中で1番のところに行きたくて、そこが明石だったの。そこに入るには私は寮生活が確定していて...家族のみんなと離れるのは寂しかったけど、いつか駿貴くんと同じラインに並ぶためには仕方ないことだなって、中2のころにはそこ1本で勉強してたな｣

公立のみんなより早く終わる私の受験が、少し心細くて、自分の番号が載っていた時は、涙が出るくらい嬉しかったことを覚えてる。

｢高専については入った人で結構賛否別れるんだけど、もし、私たちQuizKnockの動画を見てくれて理系への道を考えているなら、高専も視野のうちにいれてほしいな...長々とごめんね、次の質問行こー！｣

柄にもなく沢山語ってしまったけど、それでも語り足らないくらい、私にとって高専生活、高専を選ぶ道のりは今の私にも繋がる大事な経験だ。

@___
好きな人いるんですか？！彼氏は！？いないならQKメンバーとでってことになったりしないんですか！？

...結構リアルな質問が来てしまった。ていうかこれが流れてからこういう質問しか出てこなくなった。

｢好きな人はいません！彼氏は過去にはいました！ライターのみんなでってことにならない！って断言は出来ないけど、そういうことになったらちゃんと視聴者の皆さんにはお知らせします｣

それから先も結構な数質問がきて、答えて、を繰り返しているとこうくんからもうそろ着く～、とLINEが送られてきた。

｢あ、今日はここまで、にします！またね！｣

バイバイ、と手を振ってキャスを終わる。楽しかったからまたしたいな。